県立高校視察

今日は阿部拓也県議と共に、学校視察に行ってきました。
午前中は大平台高校。

PFIを活用し民間ノウハウを取り入れたり、単位制を導入するなど、新しい取り組みをしている学校です。
詳しくはこちらをご覧ください。
PFIとは、Private Finance Initiativeの略で、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法です。
全日制の総合学科と、定時制の普通科が併設されていて、制服を着ている子もあればかなりカジュアルな私服の子もいて、学校の雰囲気はどこかアメリカの大学のようでした。
食堂も、いわゆる食堂というよりもカフェテリアという感じです。
それにしても午後に視察に伺った浜松商業高校もそうでしたが、「学力」というよりも「人間教育」に力を入れていることがよくわかります。
どちらの学校の生徒たちも、我々とすれ違えば大きな声で挨拶をしてくれるし、きちんと立ち止まって挨拶をしてくれる生徒も少なくありませんでした。
全日制の生徒たちは服装の規定もみんな守っているし、茶髪の子も一人もいないようです。
ただ一方で、定時制の生徒たちは制服も着なくてよければ、茶髪(というより金髪)の生徒も多いし、まったく異文化という感じです。
その異文化が同居しているという空間が、やや不思議でした。
高校生の頃というのは、大人になっていく大切な課程であり、私はこの時期に自由や権利などをしっかり考えさせることが大切だと考えています。
その大切な時期に、自由とは何をやってもいい、などという自由の履き違えを定着させてはなりません。
ルソーの言うように、「よく規制された自由」こそ必要なのです。
そうした観点で、全日制の生徒たちはしっかりと大切なところは「規制」され、また「教育」されているなと感じました。
しかし、同じ空間に、同じ年頃の「規制されていない」生徒たちもいるわけです。
これは、なぜなのか。
校長先生にもそのあたりの疑問をぶつけてみました。
なんと県の指導だったそうです。
県内の他の高校の定時制課程が私服にしているので、大平台高校も定時制は制服は認められない、ということだったそうです。
なんと官僚的なのでしょうか。
ほかがそうだから、とか、前例がないから、とかそういう無意味な理由はもうやめなくてはなりません。
私が言いたいのは、制服を着ればどういう効果があるか、茶髪はダメなのか、そんなことではありません。
学校が教育の本義のためにこうしたほうがいいのではないか、と考えた方針を採れることが大切なのです。
そうすることで、学校の独自性も出てくるし、他校との差別化や競争による質の向上が期待できるはずです。
このほかにも、両校で教員の数や教員の任命など、いろいろな話をさせていただきました。
やはり現場の声というのは実際に足を運んで聞いてみないとわかりません。
浜商では授業風景を見せていただいたり(写真の授業は現代社会の時間で「憲法改正について」でした)、生徒会の生徒たちと意見交換をさせてもらいました。


いずれにしても、現場を見るということがやはり重要です。
直接現場を見て、現場で活動されている方たちのお話を直接聞くことから、政治は始まります。
県内には106校の県立高校がありますが、できれば全部の学校を見てまわりたいと思っています。
それでも一日2校が限界だし、ほかの課題もいろいろあるので4年の任期の間にどのくらいまわれるかわかりませんが、そういう覚悟を持ってがんばっていくつもりです。
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