現場視察には「視点」が重要

6月6日(水)は、県西部地区への視察でした。
静岡駅に集合し、静岡空港→農林技術研究所茶業研究センター→文化芸術大学という順で各事業を視察、浜松駅で解散となりました。
写真をまだPCに取り込んでいないので後ほどアップしますが、静岡空港も建設が急ピッチで進んでいることがよくわかりました。
静岡空港については、反対意見もまだまだあります。
しかし、私は基本的には肯定的です。
もちろん、空港を「経営する」という感覚を持って運用するということが大前提ですが。
いかにほかの空港と差別化し、そして利便性をあげて集客することによって収益を上げていくか、県議としてはこうした観点からしっかりとこれからの運営をチェックしていかなくてはなりません。
ただ、先日視察した清水港もそうだったんですが、こうした大事業に目指すべき姿というか、ビジョンが非常に見えにくい。
清水港にしても静岡空港にしても、「利用者(船・便)を増やし」「集客に力をれ」「収益を上げる」ということは当たり前のことなんです。
それ以前に、どういう港、どういう空港を目指すのか、というビジョンを持つべきだと思います。
例えば、両方ともアジアで力をつけてきているハブ港やハブ空港と競争するというのは現実的な選択肢ではないと思います。
それでは、どう差別化していくのか。
清水港なり富士山静岡空港がもつ特徴とは何なのか。
そこから考えていかなくてはなりません。
さて建設現場についても少し感想を。
個人的には、将来的に増便が見込めるときのためにターミナルビルを増築しやすいように設計されている、ということでしたが、それにしてはターミナルビルとエプロンの予定地が明らかに小さい気がしました。
もう少し完成が近づいたら改めて見に行きたいです。
いずれにしても、現場を視察するときには、視察する側としての視点が重要ですね。
何も視点がなければただ単に「見てくるだけ」になりかねません。
そして文化芸術大学。
地元浜松にあって、大いに期待しています。
特に国際文化政策という学問分野は、これまで日本のアカデミアの非常に弱かった分野です。
国際関係や国際政治というものを、日本ではどうしても政治や経済といった切り口でくくってしまいがちですが、実は第三の文化という切り口も非常に重要だと思っています。
私が目指す「強い国」においても、その文化的な強さ(ソフトパワー)というものは大きな役割を担います。
人としての強さを表す場合も、その人が持つ「徳」であったり内面的な「魅力」を無視しえないのと同様に、私は国家の目指すべき強さにはこうしたインデックスも重要だと認識しています。
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