福祉は難しい分野です

先日、市内の福祉関連施設を視察してきました。
正直言うと、福祉分野というのはこれまで自分自身で勉強不足だなぁと感じていた分野です。
しかし福祉の問題というのは社会というものが存在する限り常に考えていかないといけない重要な課題です。
現場もしっかり見ておかないと、実態もわからないというものです。
まずは県立浜松養護学校。
自閉症の子や、障害を抱えた子供たちが345人通っています。
特に高校生が多いです。
義務教育課程の特殊学級から来る子がほとんどだそうです。
しかし、授業の様子を見させていただきましたが、まじめに取り組んでいる様子が印象的でした。
学習の進み具合や、抱えている問題の軽重なども千差万別ですから、必然的に少人数で授業を行う必要があるのですが、とにかく学校自体がこの人数を抱えるには狭すぎます。
職員室にしたってこのとおりです。
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2007年07月02日
出会い
先日、あるご縁をいただいて内閣官房副長官を8年にわたりお勤めになった古川貞次郎先生にお会いしました。
長い間第一線でご活躍されてきたご経験から来るお話は多岐にわたり、家族のことから国家のことまでいろいろと勉強させていただくことばかりでした。
その中で、最近の政治家の言葉には深みがない、というお言葉もいただきました。
政治に携わったり、国家の運営に携わる立場にあるものは、常に軸をもち、その軸を意識して発言しなくてはならないと。
まったくそのとおりですね。
そして何よりも、すべての人を大切にされる、そのご姿勢にはホントに心を打たれる思いでした。
おいしいお酒と共に、本当に有意義な時間をすごしました。
 
 
 
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日時: 2007年07月02日 15:14 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年07月03日
初めての本会議も終了
今日は6月定例会の最終日でした。
最終日だけあって、知事提出議案の審議、議員提出議案の審議、意見書案の審議など、採決が中心でしたが、若干の討論と質疑もありました。
どちらも共産党の議員から。
今現在、静岡県議会の中に共産党は1名しかいないので、会派を構成できずいわゆる「会派に属さない議員」の一人として活動されています。
討論の冒頭に、「議会は言論の府であるのに、会派を構成していない議員に発言の機会が1年に25分しかないのは、議会制民主主義の理念と違うのでは」
とおっしゃっていました。
もちろん、おっしゃるとおり議会は言論の府ですから、議論は大いに尽くされるべきだし、それが政治家の最大の責務です。
しかし同時に、いかに政策や理念で共鳴を得て、議会で多数派を構成していくか、ということも、民主政治の根本的あり方ではないでしょうか。
そんなことを考えながら、型どおりの質疑を聞いていました。
それにしても、私にとって初めての議会は、いろいろと学ぶところが多くありました。
代表質問や一般質問はじめ、常任委員会での質問や答弁など、すべてが新しいことで覚えていくことだらけでしたが、逆に一番民間に近い目を持って望んだ今回の議会ですから、今回感じたことを忘れずに、いわゆる「議会」や「議員」に染まってしまわないようにしないといかんなぁとも。
特に質問や答弁の形式も、やっぱり一問一答形式にしていくことが望ましいと思うし、これが普通の県民の多くが思うことではないかと思うわけです。
——————————
写真は先日会派で知事室にご挨拶に伺ったときのもの。
初めての議会で、知事の印象が大分変わりました。
イメージ以上に、自らの言葉で語り、わかりやすい説明をするかただなぁというのが、初議会での印象でした。
議員として、なんでもかんでも反対したり、逆になんでも賛成したりでは、存在意義がありません。
しっかりと知事や行政をチェックし、よりよい静岡にしていくことが責務です。
次の定例会では、少しは勝手もわかってきたので、さらに活躍したいと思います。
 
 
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日時: 2007年07月03日 15:22 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)
2007年07月09日
政務調査費
今日磐田市議会の一部会派が政務調査費を辞退するというニュースがありましたね。
近年、政治家が政務調査費で抱き枕を買ったり、観光旅行に出かけたりと、いろいろと問題が出てきて、そのあり方が問われだしています。
そもそも、政務調査費とは何なのかといえば、その名のとおり議会の会派や議員が政務を調査するための費用のこと。
この存在自体を否定するというのは、私はちょっと問題があるのではないかと思います。
政治家や会派が政策を立案したり、他地域の現状を調査したりするためにはやはりどうしても経費がかかります。
だから、今回の磐田市議会の会派の決定は、極端すぎるのではないかと思います。
政治家にとって政務調査というのは、もっとも重大な役割のひとつです。
それにかかる経費をもし、歳費(給料)から自腹で出すとなれば、節約しようと怠慢になる危険性が高まるだろうし、ましてやその分を歳費に上乗せするとなれば本末転倒です。
あるべき姿ではありませんが、それが人情というものだと思います。
要は、しっかりと政務調査のために使用して、それを明らかにしていけばいいのだと思います。
静岡県議会でも、領収書の添付義務化に向けて議論を進めています。
現状は、使途が細かく(そして部分的には無意味に)規定されていたり、自治体によって規定がまちまちでややこしかったりと抜本的な見直しが必要だと思っています。
というわけで、これから何回かに分けて飛び飛びになるかもしれませんが政務調査費についていろいろと書いていこうと思います。
 
 
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日時: 2007年07月09日 22:04 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年07月10日
選挙と、政務調査費と、政治家と。
参議院議員選挙が近づいてきました。
公示は12日。
当日は私も自ら立候補予定者のポスターを掲示板に貼りに行き、街頭演説会にも出席します。
選挙期間中は街宣車(いわゆる選挙カー)にも乗り込みます。
民主党所属議員として、またお世話になっているものとして、圧勝に向けて全力を尽くさなくてはいけませんね。
そしてその先に目指すは2大政党制の実現と政権交代です。
とかく参議院選挙より総選挙に目が行きがちですが、私はそのためにもまず参議院選挙に全力で取り組むことが大事だと確信しています。
しかし、参議院選を前に、政治に関わる話題がおかしなところに向いています。
赤城農水相の事務所費について報道が盛んです。
もちろん、政治と金にかかわることについては徹底的にクリーンさを求めていくことは大切なこと。
しかし、選挙の争点は、政治家や政党が示すビジョンであるべきではないだろうか。
どっちの政党の政治家のほうが金についてクリーンのようだ、とか、あっちの政党は今起きている年金問題の責任がある、とかそういうことのみが争点になるべきではない。
どの政治家、どの政党に日本の未来を託したいか、どのビジョンに共鳴するか、が大事なんではないだろうか。
政治家にとって大切な資質のひとつに、ビジョンを打ち出せることが真っ先にあげられると私は考えている。
議会においても、揚げ足を取るかのような細かな点をつつく質問しかできない議員は、はっきり言えば評論家向きであって、政治家向きではない。
皆さんにはぜひ、ビジョンと政策で政治家と政党を選んでいただきたいと思います。
そしてマスコミには、こうした視点からの報道にもっともっと力を入れていただきたいです。
——————————
さて、昨日の引き続き政務調査費について。
 
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日時: 2007年07月10日 22:02 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年07月12日
参院選スタート
参院選が始まりました。
今朝は朝から掲示板へのポスター貼り。
ようやく一段落しましたが、午後には街頭演説会にも参加します。
前回のブログにも書きましたが、目指すは2大政党制の実現と政権交代です。
政権交代と言えば即衆議院選挙のみを考える人もいますが、まずは参議院選挙に全力で取り組むことが大事だと確信しています。
ところで、選挙関連のネットをサーフしていると、こんなのがありました。
毎日ボートマッチ
これで投票行動を決定してしまうのは危険ですが、それでもネット時代ならではの、いい取り組みだと思います。
皆さんも参考までに試してみてください。
政治や選挙の分野で、ネットがこういう形で使われることは歓迎すべきです。
意識を向上していくために非常に有効だし、投票行動の参考にする情報が多くなります。
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日時: 2007年07月12日 12:27 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2007年07月16日
新潟県中越沖地震
今朝10時すぎ、また新潟県で地震が起きました。
震度は6強。
日中でありながら、死者8人重軽傷者は800人と、大きな被害が出ました。
詳しくはまた改めて書きますが、地震のニュースは常に地震の危険性に直面している静岡県の議員としては座視できません。
それにしても映像を見ていると、やはり建物の倒壊を何とか防いでいくことが重要だと改めて知らされました。
静岡県ではTOKAI-0(ゼロ)プロジェクトとして耐震工事を推進していますが、もっともっと広報を進めていかなくてはいけませんね。
なにしろ、地震などの災害に対しては、住民の意識の向上が一番の鍵です。
そしてそれが自助から共助・公助へと繋がっていくのです。
いずれにしてもまだまだ余震の危険性があるそうなので、被災地の皆様にはくれぐれも気をつけていただきたいものです。
  
 
  
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日時: 2007年07月16日 23:44 | パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)
2007年07月20日
福祉は難しい分野です
先日、市内の福祉関連施設を視察してきました。
正直言うと、福祉分野というのはこれまで自分自身で勉強不足だなぁと感じていた分野です。
しかし福祉の問題というのは社会というものが存在する限り常に考えていかないといけない重要な課題です。
現場もしっかり見ておかないと、実態もわからないというものです。
まずは県立浜松養護学校。
自閉症の子や、障害を抱えた子供たちが345人通っています。
特に高校生が多いです。
義務教育課程の特殊学級から来る子がほとんどだそうです。
しかし、授業の様子を見させていただきましたが、まじめに取り組んでいる様子が印象的でした。
学習の進み具合や、抱えている問題の軽重なども千差万別ですから、必然的に少人数で授業を行う必要があるのですが、とにかく学校自体がこの人数を抱えるには狭すぎます。
職員室にしたってこのとおりです。
まさに座る以外は何もできないスペースに、120人を超える先生方が勤務しています。
校舎の廊下にもいろいろなものが積まれていて、防災の点から見ても問題ありですが、片付けたり保管しておく場所がそもそもないとのこと。
当初の見込みよりも生徒数が多くなってきている現状を考えなくてはいけませんね。
学校などの施設は増改築がそんなに簡単にできないからその辺にも難しさがあります。
養護学校については昨年県の予算でプレハブ校舎を建てましたが、これでもまだ足りません。
平成21年に浜北区に養護学校がオープンするため、そちらに生徒が移れば少しは改善されるはずですが。
しかし、こうした福祉の問題というのは、障害を持つ本人がいかに生き生きと暮らしていけるかを考えていくと同時に、家族に対するケアというのも重要です。
家族にとって、養護学校や福祉施設のような“自分たちの手から離す”場所も、現実的には必要なんだと思います。
しかし、そうした家族の多くは、「障害を抱えた子を“自分たちの手から離す”ということを考えるなんてひどい家族だ」と思われることを恐れています。
もちろん、育児や扶養を放棄するわけではないのに、です。
障害者への福祉の問題も、多角的に考えていく必要がありますね。
続いて2箇所の福祉施設を視察。
なかなか障害を抱える人たちの働く場所がない現実の中、少しでも自立するために、と仕事を請け負い提供している施設です。
しかし現実には、厳しい納期には対応できなかったりするため、仕事もあまりありません。
民間企業から見ればもちろん利益を出していかなくてはならないわけだからこれは仕方がないことですが、例えば納期のあまりない単純作業なんかを行政としても積極的にこうした施設を使っていく、ということは一考の余地があるかもしれませんね。
行政主催の催し物などのビラ折りなんかはどうだろうか、と施設長からアイディアをいただきました。
早速提案してみたいと思います。
関連して、今一番の懸案事項は、新しくなった自立支援法の影響だそうです。
特に就労移行型を目指すようにとの流れだが、上述したとおり「仕事がない現実」と「仕事をさせる理想」がアンバランスになっています。
また、新規参入しやすくなった反面、これまで活動してきた団体にとっては第1種社会福祉事業から第2種への格下げや、税制上不利な点も少なくないと聞きました。
私は基本的に競争原理を評価しています。
どんな分野でも、規制は緩和し、自由競争を促進させる中で社会全体を発展させていくべきだと考えています。
そうした点から、福祉の分野にも新規参入をすすめる自立支援法の理念は間違っていないと思います(障害者が自立し競争原理の中で生きていくべきという考えではありません)。
しかし、大手や資金力のあるところだけがやりやすくなるのであれば、これは問題があります。
どうせシステムを変えていくんであれば、これまでこの分野で活動してきた人たちが活動しにくくなるのでは本末転倒ではないでしょうか。
直接県の管轄ではないところも多いですが、この分野は引き続き勉強していかなくてはなりません。 
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