食糧自給率のまやかし

先日、食と農に関する公開討論会に参加しました。

国会議員や地方議員、団体関係者や企業経営者など、たくさんの方が参加し、とても有意義な取り組みであったと思います。

 

そのなかで、皆さんの主張に多かったのが「食糧自給率を上げなくちゃダメだ。今はカロリーベースで39%しかないんだ。」という論点でした。

私はこの、カロリーベースの自給率にこだわることに疑問を持っています。

 

カロリーベースの自給率は、「私たちが食べている食料のカロリー」のうち国産の物はどのくらいあるか、だと思われていることが多いですが、実は「私たちが消費している食料(すなわち家庭、コンビニやレストランの残飯なども含む)のカロリー」 のうち国産の物はどのっくらいか、であることが周知されていません。

実際私たちが食べているカロリーというと、一人一日2000キロカロリー以下ですが、消費している、つまり捨てている物もあわせると、軽く2500キロカロリーを超えます。

分母がこんなに違えば、自給率という解も相当違ってきますよね。

 

さらにいえば、国内で飼育した家畜も、えさが輸入品だったらその肉や乳製品も輸入品とカウントされます。

 

こんな指標なのに、「日本は全然食料をまかなえていない。輸入に頼りっきりだ」と不安を煽るのはどうなんでしょうか。

 

日本の農業は、食の安全という観点は当然のことながら、伝統、景観、文化としても大切にすべき物です。

 

しかし、それとカロリーベースの自給率という数字を闇雲に追い回すのとでは大きな違いがあります。

 

これまで日本の食糧政策、農業政策は農水省の思惑で左右されてきた経緯があります。

数字に惑わされず、正しい政策を実行できるようがんばってまいります。






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