サトウキビ、トウモロコシそしておから


1月18日に、大阪に行ってきました。
大阪にあるバイオエネルギー・ジャパン・大阪という会社を視察。
いくつかの会社が出資して、バイオエネルギーを精製している会社です。
当初、「なかなか視察を受け入れてくれない」と聞かされていましたが、行ってみれば結構
視察に来る人も多い、とのこと。
なかなか視察を受け入れないなんて、なぜ?
と思っていましたが、安心しました。
せっかくのこうした取り組みを、自社だけでディスクローズするのではなく、広く知らしめること
が大切ですから。
さて、このバイオエネルギー・ジャパン・大阪(BJO)ですが、廃木材を使ってエタノールを精製
するという、いわゆるバイオエタノールの精製に取り組んでいます。
これまでもサトウキビやトウモロコシなどから精製したバイオエタノールは世界各国でも
積極的に取り組まれていますが、その結果穀物栽培に大きな変化が現れて物価が上昇したり
乱開発が進むなど、副次的な影響も懸念されています。
それになにより、私は食物を「利用」してエネルギーに作り変える、ということに気分的抵抗が
あります。
日本人の感覚として、皆さんお分かりいただける方も多いのではないかと思います。
写真に写っている廃木材で、大体10リットルくらいのバイオエタノールが精製できる、とのこと。
これまで捨てるしかなかったこうした廃材が、エネルギーとして転換できるということはかなり
意味のあることです。
しかし、現実問題として課題はたくさんあります。
特に、安定的な原料の確保という入り口の問題と、できたエタノールをどう使うかという出口
問題。
特に出口の問題は大きな課題です。
日本はE3といって、ガソリンに対して3%のエタノールを混合するやり方を推進しています。
しかし、世界の潮流はもはやE3ではなく、E10に向かっています。
車のエンジンの性能などを考えても、E10でも十分やっていけるそうですが、いろいろな反対
勢力もあるようです・・・
いずれにしても、エネルギーの確保を他国に依存している我が国としては、既存のエネルギーの
確保も重要ですが、代替エネルギーの研究開発も急務のはずです。
静岡県の静岡油化工業という会社も、おからからエタノールを抽出するプラントを、来月完成
させる予定と聞いています。
豆腐を作る際に出るおから。
昔はよく食べましたが、最近では廃棄されることが多いようです。
これなら入り口はある程度確保できるかもしれませんが、出口をどう確保するか。
たとえば県や市町などの自治体が使用する公用車の燃料として積極的に活用していくことが
できるのではないかと思っています。
今日も実は、この件について県当局と話をさせていただきましたが、県もそうした意向はあるようです。
来月、現場を視察させていただいたのち、議会でも質問として取り上げさせていただこうと
思っています。
 
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