静岡県の借金

さて、県議会の一般質問が終わり、次は委員会の審議となりました。

私の今回の一般質問は、5項目。 特に「県の財政状況」を中心に質問しました。

 

今回の質問では、原稿を読まずに行いました。

これはなかなか好評でした。

今後もこういうスタイルで行きたいと思っています。 

 

 1 経済情勢と県財政について(知事及び関係部局長)

(1)知事の経済認識
(2)県債残高の妥当性
(3)県債の早期償還
(4)県の支出を抑える政策
ア 地域主権課の設置
イ 予算化前の仕分け

 

知事の経済認識は、流石に知事のご専門だけあって、深い答弁でした。

しかしやはり予想通りシュンペーターのイノベーションの話に。

私としては、「経済を行政がコントロールするというのは良くない」「なるべく自由な経済活動から新たな富を生む仕組みを作るべき」ということを導きだしたかったので、その趣旨で再質問もしました。

知事もその点は同感である、とのこと。

 

現在静岡県の県債は2兆2000億円以上あります。一方で県の収入は1兆1000億円。

つまり借金が収入の倍あるということです。 

県は国のように、赤字だから県債を発行する、ということはできないので、県債は借金ではない、という議論もありますが、私はあえて借金として捉えたいと思います。

道路建設やインフラ整備のための県債であっても、将来に支払いを先送りし(これがよいか悪いかの議論はおいておいて)そこに発生する利子も毎年掛かっているからです。

現在利子だけでも毎年420億円払っているため、早期に召喚すべきではないか、との趣旨で質問しました。

残念ながら答弁は非常に消極的。

「県税が落ち込むなど厳しい経済情勢にあって、早期償還の余裕などない」とのこと。

しかし、そんなことはわかりきっているんです。

厳しい時にこそ、将来のために少しでも切り詰めていくべきではないかと再質問も厳しく行いましたが、当局には伝わりませんでした。 

実際に杉並区でも区債の早期償還を行い、870億円以上あった区債を来年度には零にする予定ですから、要するにやる気があるかないかの問題なのです。 

 

なぜ私が県の借金にこだわるかというと、県債の他にも目を向けなくてはいけない指標があるからです。

それは財政調整基金の残高。

財政調整基金とは、なにかあった時のための積立金です。

さっきも書きましたが、国と違って地方は「お金が足りないから」と県債を発行することはできませんので、そういうときはこういう基金を取り崩すんです。

実はこの基金、平成8年の時は1300億もあったのに、現在はわずか20数億。これも厳密には借金ではないけれども、将来世代への負担につながります。

私は、こうした状況も危機的状況と捉え、県財政をしっかり見直していくべきだと訴えました。 

 

翌日の新聞に、もちろん記事にはなりましたが小さい扱いでした。

記者とも話しましたが、新聞的には面白くないトピックだったんだろうと思います。 

やはり予算をどこにつけたとか、何を作ることにした、等というトピックを好みますから。

でも、それを意識した質問をしようとするから、議場での質問の質が低下するんだと思います。

 

私はこれからも、正しいと思うこと、大切だと思うことを堂々と訴えていきたいと思っています。 

 

 

 

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