カンボジア観光のススメ(その3)

2005.01.25

cfb990b3.jpgその他、おすすめの遺跡など。
3.プノンバケン(バケン山):
日本人観光客に大人気。
この山(というか丘)の頂上から夕日を見るために、夕方になるとかなりの数の日本人が登ってる。もちろん日本人以外もたくさんいるけど。人気の夕日スポットで、夕方5時過ぎから日が沈む方角にみんなで場所取りが始まる。
雨季だと曇ってて夕日が見れないことも多いけど、朝日も綺麗でいいらしい。
象に乗って頂上まで登ったり、帰りに降りたりできるんだけど(登り15ドル、下り20ドルくらい)、象を操縦(運転?)するボジア人が葉笛で「ぞうさん」を吹いているのが、完全に日本人用という感じだった。彼の服の背中には「TIPS」と書いた小さなポケットが着いてて、象に乗りながらチップをいれやすい仕組みになってる。
4.バンテアイスレイ:
アンコールワットやアンコールトムから大体車で45分くらい。
すべて茶色で、かなりきれい。
現地人に言わせると、一番きれいな遺跡という人が多い。
中には「東洋のモナリザ」と呼ばれる彫刻もあるんだけど、ここ2,3年はずっと遺跡の補修工事をしていてこの彫刻は残念ながらみれない。
5.プノンクーレン(ライチ山)とクバルスピエン:
どちらも2,3年前までは観光禁止勧告がでてたところで、つい最近解除されたんだが、今も外国人観光者はあまり多くなくて、景色もすばらしいしかなりおすすめ。
ガイドブックにもあまり大きく取り上げられてないし、まだ危険ということが書いてあるからかもしれないけど、ここはすばらしい。
大きな滝があったり、川が流れててその中にリンガ(男性器の彫刻)とヨニ(女性器の彫刻)が何百とあったりする。そして、川の中にはアプサラ(天女)の彫刻もあって、ちょうどアプサラが水の中で泳いでる感じに見える。世界的にも川の中に彫刻があるのは珍しいらしい。
名前のとおり天然のライチが生えてる山なんだけど、アンコールワットとかを作った石はこの山から切り取られて運ばれたものらしい。
上の写真はプノンバケンからの夕日。