倒壊ゼロ TOUKAI-0

2007.11.19

寒くなりましたね。
浜松は暖かいとは言うものの、朝晩はさすがに冷え込みます。
さて、今日も東海地方で地震がありました。
東海地震に直接つながる地震ではないものの、
やはりこの地域の地震は気になります。
そんな中、県がPR放送をすることが新聞で報道
されていました。
県が推進している「TOUKAI-0プロジェクト」を
広く広報するために、新潟中越沖地震の被災地の
様子や被災者へのインタビューなどで構成されて
いるそうです。
中身は見てませんが、いい取り組みだと思います。
地震対策をはじめ、防災は県の大きな役割の
ひとつです。
TOUKAI-0プロジェクトはその中のひとつで、
言葉通り(?)倒壊家屋ゼロを目指すものです。
無料耐震診断や、その結果による耐震計画の
設定と耐震工事への助成などが主な内容です。
これ、確かに大事なことです。
なにしろ、地震による死傷者のほとんどは、
家屋の倒壊による死傷ですから。
ただ、いろいろなところで言われるように、
ポイントは無料の耐震診断から、(助成は
ありますが)有料の耐震工事までもって
いくかということ。
無料で診断してもらったはいいけど、
診断結果で出た工事が高すぎるから
自費ではできない、では意味は半減します。
もちろん、耐震診断を受けることによる
意識の向上は重要なことですから、
半分の意義は残ります。
しかしやはり耐震が必要なのです。
そこで、私は所管委員会の総務委員会
で質問させていただいているのですが、
県の職員でこの制度を使って耐震診断→
耐震工事をした職員がどのくらいいるのかを
明らかにしたらどうかと思います。
まずは役人自ら範を示す。
というよりも、役人自ら制度を利用して
みれば、その制度の実効性がよく
わかるのではないでしょうか。
 
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