国のかたち

2008.04.24


昨日は静岡懸護国神社で行われた戦没者慰霊祭に出席しました。
いつも思うことですが、遺族会の方々が高齢化されていて、出席する
方も年々少なくなってきますね。
本当は、遺族の方だけでなく、この国を作ってきてくれた先人たちへ
哀悼のまことを奉げようとする若い世代も参加してくれるといいのですが。
よく愛郷心ということを言います。
私が参加しているJCでもこの愛郷心という言葉を使います。
愛郷心自体悪い言葉ではないんですが、この愛郷心の前に
やはり私は国というものを認識する必要があるのではないかと思います。
これは私が尊敬する杉並区長の山田先輩も言っています。
国家という公を個人がどう捉えるか、という視点こそが大切です。
愛国なくして愛郷はないと思います。
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さて、少し脱線しましたが・・・
慰霊祭の後、車を県庁に置き、新幹線で東京に。
政策研究プロジェクトの勉強会がありました。
講師は塾時代から大変お世話になっているPHPの永久常務。
塾の審査会などでは厳しくも的を射た指摘とアドバイスをたくさんいた
だいたことを思い出します。
道州制ビジョン懇談会がこのほど出した中間報告について、
成果や課題、内情などをつぶさにお話していただきました。
それにしてもこの道州制の議論、もう少し国民の間にも浸透しないといけませんね。
このまま一極集中、中央集権の形が続けば、本当に日本の将来は
危ういです。
しかし、我々国民にその危機感が足りなすぎるし、官僚はぜったいにこの
既得権益を手放そうとしない。
県だって、道州制が導入されればその存在価値がほとんどなくなるわけですから、
強硬に反対することが容易に予想されます。
しかし、このままでは日本は危ないんだと、本当にもう少し危機感を
持ってもらいたいと強く思います。
本来こうした国のかたちにかかわる問題は国政で決めることですが、それでも
地方としてもしっかり声を上げ、この議論をリードしていく必要があると考えています。
道州制にすればどんなメリットがあり、中央集権ではどうしてダメなのか、
こうしたことを今後も政治家としてしっかり皆さんに訴えていきたいと思います。
 
 

 
 
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