地方主権の基礎

2007.03.02


地方主権の時代です。
浜松市が政令指定都市に移行し、これまで県が持っていた権限や財源が市に移行されるのも、この地方主権の流れです。
私たちの暮らしにかかわることは、今後ますます私たちの暮らしに近いところで決めていける時代を目指すべきだと思います。
 
そんな中、先日笠井にお邪魔したとき、
 


大川の保全に取り組まれている方のお話を伺いました。
浜松市でもなく、自治会でもなく、本当に地域のPTAの方々が中心に有志で取り組まれているとのこと。
市に予算を申請し、写真のように少しずつではありますが川の整備を行っているそうです。
将来的にはこの中州で、地域の学校の吹奏楽部の子供たちなんかにコンサートを開いてもらいたい、という夢も語っていただきました。
こういう地域での取り組み。
これこそが本当は地方主権の基礎なのかもしれません。
権限が委譲されたとか、財源がどこにあるとか、そんなことではなくて、そこにすんでいるから地域の課題に主体的に取り組む。
そこにすんでいるから、地域の子供たちのための取り組みをしている。
そういう単純なことが大切なところだと思います。
これこそが「公」の意識であり、そうしたものを守っていくために政治の道で仕事をさせていただきます。