子ども手当
2010.06.03
子ども手当の支給が始まりました。
昨日一昨日と、その風景がニュースで流れていました。
私にも2人の娘がいるので支給対象となります。
月々1万3000円なり2万6000円を二人分。ものすごく大きいですね。
人間ですから、お金をいただければ嬉しいし、くれるかくれないかどちらかを選ぶと行ったらくれる方を選ぶのが人間の本性であると思います。
私だってそうです。
しかし、国家の将来、日本のためを思ったら、本当にこれでいいのかなと強く思います。
国家において、誰かが富を集積し、それを誰かの意思で分配することは避けるべきだと、ハイエクは警笛を鳴らしていました。
まさしく社会主義への道であり、それは人間が権力に隷属していく道であると警告しているのです。
簡単に言えば、そういうことをすると、人間はその権力者に気に入られるように行動するようになり、いくら公平を目指す崇高な出発点からでた政策であっても、決定者が人間である限り必ず恣意的になり腐敗する、と言っています。
これは真理ではないかと思います。
先日の民主党の地方自治体議員政策懇談会においても、意見を述べさせていただきました。
民主党議員の中にも同様の意見をおっしゃる方も少なくありません。
役人が子供連れのお母さんに現金を手渡し、お母さんが恭しく受け取っている姿を見て、危機感を感じました。
頑張って働いたお給料を現金でいただく、というのとはワケが違うんです。
その原資は、税金だという人もいますが、税収をはるかに上回る国家経営をしてきたなかでさらなる支出ですから、これは税金ではなく借金です。
その手に抱いたお子さんが、将来その借金のツケを払うということも改めて考え、手当のあり方、少子化対策のあり方、子育て支援のあり方、税金の使い方をしっかり議論していくべきだと思います。
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