政策を議論すること

2008.05.09

今日は会派の議員総会がありました。
議員総会とは、会派に所属する議員が全員参加して
開く総会のこと。
各種連絡事項から、今後の方針に関する大事な伝達
事項まで、さまざまなことが話し合われます。
今日の総会では、来期(今年度ですね)の人事や、
政務調査費についての連絡事項などがありました。
平成20年度の私の会派人事は、政調副会長
主に政策立案や政策調査の仕事をする重要な職務です。
19年度は、コミュニケーション室委員と、議会全体の広報委員を
勤めました。
これもなかなかやりがいのある職務でしたが、政策で勝負したい
私としては政調副会長は楽しみです。
今年も全力でがんばります!
そんな議員総会でしたが、そのなかである議員から政策に関する
意見が出されました。
それも最近このブログでもいろいろとご意見もいただいている
道路特定財源について。
われわれ一年生議員が、今度民主党の勉強会に出席するため、
そこに持っていってほしい意見があれば、という問いかけに対して、
「地方の意見としてやはり一般財源化というのはどうしても
納得できない。そういう声を届けてほしい」
というものでした。
そういう意見があることは承知しています。
しかし、その意見を会派の意見として持って行きそうな勢い
だったので、これは危ないと思って発言しました。
「会派の中でこうした政策に関する議論をする機会が少ない
なと感じていました。
今のご意見も、そういう声があるということは理解しているが、
少なくとも私の意見とは違います。
そうした議論なく、会派の意見として党に意見を上げるという
のは無理があるのではないでしょうか」
と。
政調副会長として、今年度は政策議論をもっと積極的に
進めていきたいと考えています。
これまでは政策勉強会と称して国会議員を呼んで
民主党の政策を聞く、というものがほとんどでした。
しかし、むしろそういう機会よりも、われわれの中で政策を
戦わせて、会派内の意見の相違と共通点、幅を確認する
ことが、会派の政策力を高めることになると思います。
「民主党としての政策」はその後確認するのでも遅くあり
ません。
ということも主張させていただき、皆さん賛成していただけました。
わが会派は、経験豊富な先輩議員もたくさんいます。
先輩政治家というのは「新人は黙ってろ!」
的なイメージがあるかもしれません。
実際そういうところもあるようです。
しかし、わが会派の先輩議員の方々はそんな小さなことを
いう人は一人もいません。
私のような新人で、しかも最年少の議員の発言もしっかりと
受け入れてくれます。
こういう風土は非常にいいです。
考えてみればそれはそうですね。
私も新人ではあっても28,715人の県民の方々の信託を受けて
議員になっているわけですから。
これからもこのありがたい環境に感謝しながら、
28,715人の皆様に恥ずかしくない議員活動をしていきます。
 
 
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