議会閉会と民主主義の限界
2009.03.10
今日は2月議会最終日でした。
先ほど平成21年度予算、その他議案の審議が終わり、これから会派主催の勉強会に向かいます。
議案審議では、知事と副知事の減給提案には反対しました。
一連の空港問題にかかわる責任のとり方ということで、明らかに不十分と考えたからです。
しかし、自民党のみなさんは全員賛成、公明党の皆さんも全員賛成で、賛成多数で可決されました。
自民党や公明党の皆さんの中にも、きっと忸怩たる思いを持ちながら賛成した方もいたんではないかと思います。
こういうところは政党政治の難しさでもありますね。
議員一人ひとりが、党議拘束も何もなく、ただ議案を審議するんであれば、きっと結果は違ったに違いないと思います。
ただ、もちろんそうであったら、仲間作りを進め、結果的に会派や党のような物ができ、今のような形に行き着くのが、民主主義の一面の限界でもあります。
懸案の搭乗率補償については、我々平成21は賛成に回りました。
理由は、事前の委員会審議の際、修正案を提案して否決され、その後付帯決議つきで賛成した経緯があるからです。
そうしておいて本会議で反対すると、会派としての意見が矛盾してしまうことになります。
*付帯決議とは、要するに「条件付き」ということです。
さて、気を取り直して今から勉強会の最終準備。
私は運営責任者として、屋山太郎氏の講演、パネルディスカッションを行います。
それではいってきます。
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