こんなに動きまわってもなぜか太ってしまう選挙の不思議

2015.04.08

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統一地方選挙真っ只中です。

ここ浜松市では市長選挙も現職VS共産党候補で低調なことからも、統一地方選挙自体なかなか盛り上がりはありません。

私も連日維新の党公認の市議会議員候補山本遼太郎候補の応援に入っていますが、他の陣営の選挙カーに遭遇することも少なく、街頭演説の場所を取り合うこともなく、静かに後半戦に入ったという印象です。

こんにちは、静岡8区のげんまけんたろうです。

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体力勝負のわりに・・・

1週間以上続く選挙戦はまさに体力勝負。
朝から晩まで選挙カーに乗ったり自転車で回ったり、街頭演説を何十回と行い、集会にも参加、人にあったらとにかく握手と走り回っています。
当然それだけ運動量も多く、私も選挙の時は愛用のMisfit活動量計の数値を見るのが楽しみなくらいです。

しかし、なぜかなかなか痩せない。

いや、むしろ選挙が終わると太ってます。

これには選挙の時の食事の取り方に大きな理由があることを、今日はお伝えしたいと思います。

選挙期間は、朝8時から夜8時までマイクを使えることになっています。
つまり、演説などもその12時間の間にしかできないわけです。

よく、「駅立ち」「朝立ち」などと言われるように、駅などに立って「おはようございます!」と地声であいさつ運動をしている候補者を見かけることがあると思いますが、これはマイクを使っていないからオッケーなんです。

これがだいたい6時からとして、2時間立ちっぱなし。
その後マイクを使える8時からは基本的に街宣車と一緒に行動することが多いです。

マイクは”表記”という選挙管理委員会から支給された「この人は◯◯選挙に確かに立候補していますよ」というお印を持ちながらでないとマイクで音を出せないからです。
街宣車が音を出すならそこにその”表記”が必要で、二手に別れることができないんです。
いくらでもできたら沢山の人を雇える財力のある人が有利になりますからね。

そんなこんなで午前中終了。
昼はウグイスのみなさんと一緒に車の中でさっさとおにぎりなどをいただく。
一分一秒ももったいないですから。

街宣車の中にはウグイスさんたち用にアメやらクッキーやらチョコレートやらがたくさんおいてあります。
支援者のみなさんもいろいろと差し入れをしてくださいます。ついつい食べてしまいます。
午後も目一杯活動して夕方事務所でお弁当。

夜は「夜立ち」などをして夜中に事務所に戻って、小腹がすいているのであまりの弁当やお菓子などをパクパク。

太るはずですね。

選挙の仕組みも変えていかなくては

選挙の仕組みもえていかなくては

確かにどの候補者もマイクは一本のみ。
これは公職選挙法には珍しく、いい取決めかもしれません。
しかし本当はそれぞれの候補者が一本ずつマイクを持って、てんでバラバラに訴えるのではなくて、一堂に会してお互いの政策や理念をぶつけあい、それを有権者のみなさんに聞いて頂く機会こそが必要だと思いますが、なかなかそこには道は長いかもしれません。

選挙制度も、そろそろ時代に合わせて考えなおしていく必要があります。
殆どの人がスマホを持つ時代に、メールすらなかった時代の選挙法を後生大事に守って街宣車でがなりまわるという、なんとも時代錯誤なやり方を、少しずつ変えていかなくてはいけないと考えています。

ネット投票も積極的に。
少なくともネットを活用した工法はもっと自由にできるようにしていきたい。

私が議席を確保できたらすぐにでも取り組みたい課題の一つです。

それでは、また。