6月議会 開会

2008.06.20

本日より県議会6月定例会が開会しました。
県議になり、一年以上がたちましたが、今日からいよいよ
2年目の定例会が始まるわけです。
今日は知事提出議案の説明があり、すぐに休会。
本会議の再開は25日の火曜日になります。
この「休会」というのにも慣れてきましたが、よくよく
考えればよくわかりませんね。
 
今日は休会した後、全議員対象に研修会が行われ
ました。
講師は杏林大学大学院客員教授の田久保忠衛氏
正論や文藝春秋などでおなじみの国際政治の専門家です。
「北京オリンピックと国際政治の潮流」というテーマで
ご講演をいただきましたが、非常に興味深い内容でした。
質疑の時間もいただいたので、真っ先に質問させていただきました。
先日の北朝鮮との実務者協議と昨日のライス国務長官の
「テロ支援国家指定の解除」について、大変大きな危機感を
もっているが、これから日本がとるべき方針などについて
のご見解を伺いたい
と。
「非常に的確な質問でありがたい」といっていただきました。
田久保氏から見ると、今のところ、ライス国務長官は
ブッシュ大統領とヒル国務次官補の間でバランスを
とっているというスタンスではないか、とのこと。
昨日の発言も、
「ホントに核の情報をすべて提示してくれれば解除
するくらいよい兆候であり、国際政治の進展だ」
という趣旨なのか
「どうせまた偽の情報でも出すんでしょ?出せるものなら
出してみたら?」
という牽制なのか、今の段階では判断しにくい、という
ことでした。
なるほど。
いずれにしても先日のブログにも書きましたが、日本は
外交で後手に回ってはいけません。
安全保障や国際政治を現実的に捉え、日本のように
タブーを設けていない中国や北朝鮮のほうがはるかに
上手(うわて)です。
国益と国民をしっかり守る外交をするためには、まずは
日本が強くならなくてはいけない

という田久保氏の締めくくりの言葉は、私の実現したい
「真に強い日本の創造」
と重なり、背中を押される気持ちでした。
 
 
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