チベットの自治

2008.04.10

チベット問題、さらに問題が拡大していますね。
解決の糸口が見えません。
北京オリンピック開会式に出席しない表明を各国首脳がだし、
アメリカの大統領候補らもそうした姿勢を表明しています。
日本はどういう態度をとるのでしょうか。
いつも思いますが、こうした国際問題についての立場表明も、
日本は本当に遅く、日和見な気がしてなりません。
 
 
そんななか、今日はダライ・ラマ14世が日本に滞在し、記者会見を開きました。
記者会見というより、もはや演説でした。
 
 
彼のような人を本当の意味でオピニオンリーダーというのだろうなと
感じました。
オピニオンをリードする力を持っていますね。
彼はチベットの自治の確立を目指すのであって独立を目指すのではない
と中国を牽制しながらも、メッセージは明らかに中国に向けて発信されて
いました。
今後チベットとともに台湾が中国とどういう関係を築いていくのかは、
我が国の安全保障にとって重要な課題です。
 
 
先の台湾の総統選挙で当選した馬英九氏が、今後どういう路線を取って
行くかを注視する必要がありますが、それにしても馬英九氏の選挙戦の
ストラテジーも、中国に配慮しながらも「中国を牽制している」という雰囲気を
うまく国民に浸透させていたのが印象的でした。
 
 
さて。
明日は三重県に行ってきます。
議会改革についてのシンポジウムです。
片山元鳥取県知事の話が聞けるので楽しみです。
 
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