地方創生はバラマキによっては成らず、自立と決定権によって成る。

2014.10.24

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今朝の浜松駅前での街頭演説では、先輩方がたまたま3人も同時に通りかかり、熱い激励をいただきました。

こんにちは、静岡8区のげんまけんたろうです。

 

今日の街頭演説でも、主に訴えたのは

「地域に決定する自由を」

ということです。

つまり、自分たちのことは自分たちで決められるようにすることしか、地方を元気にすることはできず、ひいては日本の元気を取り戻す方法はないということです。

 

現在の日本は、様々なことにおいて地域に決定権がなく、 全国一律、平均で横並び、霞ヶ関の方針に従って他県の様子を見て、という状況です。

それぞれの地域が成熟してきて、それぞれ特徴も抱える課題も違うのに、未だに明治以来の中央集権体制のままです。

熱い沖縄と寒い北海道も、土地が比較的余っている地方都市と東京都も、ものづくり中心の浜松と商業中心の静かも、それぞれ事情が違うわけですから必ずしも同じやり方をする必要はないわけです。

 

これから具体的な政策レベルで「地方に決定する自由を」付与できたら、何がどのように変化するのかをお伝えしていきたいと思いますが、全体的な話として、地域の力を信じ、地域に任せていくことが地域の元気を生むことだと革新しています。

その最終形が「道州制」だと私は思っています。

 

我が維新の党は一貫してこの道州制の実現を訴えてきています。

自民党も民主党もみんなの党も、道州制を訴えていましたのでこれは実現可能かもしれないと思っていましたが、ここに来てついに馬脚を現しました。

 

自民党が道州制法案を白紙撤回

 

まあ、自民党が本気で道州制を実現する気があるなどと、うかつには信じていませんでしたが、やはり結局そうですね。

しかも、道州制推進本部長が自ら白紙撤回するのですから相当なものです。

これからも東京一極集中、中央集権の霞ヶ関一極支配を続けていくのでしょう。

そして国会議員の「地元にあれを作った、これを作った」のための予算の取り合いがまた続いていく予感がします。

 

安倍政権は地方創生を掲げていますが、来春の統一地方選挙に合わせて、また借金を増やしてのバラマキにならないか、とても危惧しています。

 

変化は好まれないかもしれません。

しかし、時代に合わなくなっていたり、将来立ち行かなくなるおそれがある仕組みは、勇気を持って変えていかなくてはいけません。

 

地元浜松を見ていて、この浜松が大いに元気になるのは、浜松のことを自分たちで決めそして責任も負うことしかありえないと私は思っていますが、みなさん、いかがでしょうか。

東京一極集中で、日本は再び元気を取り戻せるでしょうか?

東京にたった1基のエンジンで、日本は力強く前に進めるでしょうか?