テラウチマサト氏

2006.06.24

今回の合宿のテーマはPI(Personal Identity)であった。
合宿3日目の先週水曜日には、写真家のテラウチマサトさんが塾に来てくださった。
「人は見た目による!」というタイトルで、PIについて芸術家の視点からいろいろなお話をいただいたのだが、その内容は本当に多岐にわたっていて、かなりいろいろと考えさせられた。
【事実と真実】
これがテラウチ氏の講演のエッセンスであったと思う。
事実は一つしかなく、人で言えばその人の本質であり、真実とはそれがほかの人が認識したイメージである。つまり、真実は受け取り手の数だけある。
真実と感じたものが事実と違ったとき、人の見た目の印象と中身が違ったとき、自らの見る目のなさを反省したほうがいい、ということも教えていただいた。
見た目を飾ることが大事なのではなく、やはり事実である中身を磨き、それを真実として表現していけるようになりたい。