剣の道

2006.02.02

政経塾一年目も終盤を迎え、研修も佳境を迎えている。
今日は剣道の最後の稽古で、松下政経塾塾長杯剣道大会が開催された。
一年間の稽古の総決算。
負けず嫌いな俺としては勝負には負けるわけにはいかないし、勝負事には勝利の中にしか見えないこともある。
重要なことはただ勝つために全力を尽くす、これに尽きる。
kendo conpe
そして結果は優勝
総当り戦2勝1敗同士で迎えた優勝決定戦はまさに激闘だった。
相手は同期で一番若いY塾生。
1本ずつとったが勝負がつかず、延長、再延長、さらに再々延長戦。
30も過ぎ、しかも元スモーカーには、これは相当きつかった。
これで勝負がつかなかったらじゃんけんとかもありじゃねぇかと思ったくらいきつかった。
そんな中、最後に気力で面を一本とって勝負があった。
kendo
ま、優勝といっても同期男子の中の大会で出場者はたった4人だし、実力に差があるわけでもなく誰が勝ってもおかしくない勝負ではあったが、いずれにしても優勝は嬉しいことだ。
勝因は天運と地運を掴んだことだろう。
試合後、塾頭にも言われたが、剣道ではまさに「この一撃に賭ける」という気迫が重要で、そのための集中力を養うにはもってこいのスポーツかもしれない。
試合という特別な空気の中で気迫を漲らせ、その気を養う修行ができたことは、非常にためになった。
できれば剣道も続けていこうかな、とそんなことも考えてみた。
最後に、今日長い時間大会にお付き合いいただいた皆様、運営に携わってくださった皆様に感謝したい。
有難うございました。