100キロ行軍

2005.09.30

9月29日、松下政経塾の名物行事である100キロ行軍が行われた。
24時間以内にチーム全員で100キロを歩ききるという、まさに荒行である。
29日の朝10時に茅ヶ崎の塾を出発して江ノ島、鎌倉を通過して横須賀から三浦半島を一周し、また逗子、鎌倉、江ノ島を経由して塾に帰ってくるという行程で、30日の朝9時50分ころ無事にゴールした。
やはり想像以上にきつかった。
特に70キロから80キロの地点では足が棒のようになりまともに歩けなくなったが、最後は体はボロボロで何とか心だけは折れないように気力だけでゴールした。
出陣前の決意表明では、戻ってから麻雀を打てるくらいの余力を残して戻ると宣言したものの、70キロ地点くらいで撤回させていただいた。
しかし、今回の100キロで痛感したことは、人からの支えということである。
チームのメンバーの励まし、各地点でマッサージをしてくれたりした先輩たちのサポートがなければ100キロはおろか50キロも歩けたかどうか怪しいところである。
特に各サポート地点での先輩たちとのバカ話にはずいぶんと助けられた。
そんなわけで、100キロ歩くことの意味は、この気づきにあるのではないかと感じる。来年は後輩たちにこのサポートをしてあげたいと思う。つまり、今のところ今後はもう二度と歩くつもりはない。