いまさら躾ですか?

2007.12.13

071212_151420.jpg
今日も県庁に来ています。
今日は委員会開催日。
ちなみに、上の写真は委員会風景ではありません。
昨日行われた予算編成に関するヒアリングの休憩時間に撮影したもの。
委員会時にはJAWAティーは飲めません。
 
総務委員会において、いつもながらトップバッターで質問させていただきました。
総務は所管事項が多いので、質問したいことがたくさんあり、一時間以上かかってしまい午前中では終わりきれませんでした。
相変わらず先輩議員のご厚意に甘えさせていただいております。
 
 
さて、今日私が質問させていただいた項目は以下のとおりです。
■防災に関して
 -県職員のTOUKAI-0プロジェクト実施状況について
  △ 県はTOUKAI-0プロジェクトを推進し、木造家屋の耐震化を進めているが、県職員のTOUKAI-0プロジェクト実施状況はどうか。
  県民に耐震診断受けましょう、というにはまずは職員が実施するという率先垂範の態度が必要ではないでしょうか。
  できれば県職員の対象家屋に住んでいる全員が耐震診断を受けることを目標として是非掲げるように要望しました。
 -J-ALERTへの県の認識、対応について
 -防災士養成について
  △ 県職員全員が防災士の講習を受け資格を得たらどうか。現在県の職員で防災士の資格を得たのはたったの101人だそうです。
  県職員は災害時間違いなく地域の県民をリードするリーダーですから、全員が防災士になり防災に関する知識を持ち、また意識を高める必要があります。
  栃木市ではこのほど、5年かけて市職員全員(618人)が防災士の資格を取得することにしたそうです。
  これに関しても当局は「全員がうけるというのは大変」などといっていましたが、現在静岡県全体でも755人です。これを増やしていくこと、そしてここでもまた県職員の率先垂範が求められると思います。
  できれば全員、少なくとも数値目標を設置するように要望しました。
 -新設される危機管理センターについて
  △ 意思決定機関となる「対策会議」の位置づけ、知事の指揮権と責任の確認、名前をわかりやすく「対策本部」などとするのはどうかという提案をさせていただきました。
■滞納地方税について
 -地方税滞納の原因分析とアプローチについて
 -数値目標の設定について
  △ 現在は県全体としての大枠の目標しかないとのことだったので、税目別、さらには地域別のタイ納税聴衆の数値目標を設定するように要望しました。
  なかなか前向きな答弁をいただきました。
■行政改革について
 -434億円の財源不足について
  △ このうち200億を基金取り崩し、30億を遊休資産などの売却で対応し、残りを投資的経費の7%削減という方針が各部局に説明されたそうですが、各部局一律で7%削減というのはどうか。
  重点施策とそうでないものと区別し、メリハリをつけた財政策をとっていく必要があると思います。
 -指定管理者制度について
  △ 静岡県の指定管理者制度導入率は38.8%と、全国平均45.6%を大きく下回っているが今後の方針について
 -チューター制度について
  △ 新聞報道によると県は10月から新人職員に対してチューターをつける制度を導入したそうです。
  仕事内容や条例整備などの業務を教えるのなら意義深いことだと思いますが、報道によると「社会人としてのルールを教えるなどのしつけ」や「コミュニケーションが苦手な若者のストレスのはけ口」が目的とのこと・・・
  これはあり方としてはどうなんでしょうか、と質しました。
  そんなものは学生時代にやってくれ、という感じです。
  しつけがいまさら必要でない県職員を雇用してほしいものです。
 -南伊豆地域の合併問題について
  △ 合併はあくまでも市町の問題ではありますが、広域行政体の県として、県の将来像・ビジョンを提示し、そのためには合併が必要、などというイニシアティブをとってほしいと伝えました。
  当局からは、将来的には伊豆地域の大合併というビジョンに向けて、という答えでした。
その他もいくつか質問させていただきました。
こう書き上げただけでも長いですね。
でも、これこそがわれわれ議員の仕事です。
明日も引き続き委員会。
明日は総務委員会の中でも、人事・出納・監査関係の審議となります。
rankbanner.gif
【 ↑ ワンクリックお願いします!おかげさまでランキング上昇中です! 】