行政による婚活には反対

2015.03.09

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先日の寒かった雨の夕方、市政に挑戦する山本くんとともに街頭演説。



こんにちは、静岡8区のげんまけんたろうです。


数日前にニュースになりましたが、鳥取市が開催しようとしていた婚活パーティーが中止になったとのこと。


男性が公務員限定だったことから職業差別だとか、税金の使い道がおかしいという批判があったという理由らしいですが、まったく当然のこと。

なぜ、福利厚生もちゃんとある公務員の婚活を、もう一度税金を使って行うの?

それとも公務員限定なら女性が喜ぶと自分たちで考えたの?


いや、私はそんなことよりも、前から主張している通り公が何でもかんでも手出しをすることに大反対で、婚活などは公が口を出すべきでないと考えています。


こういうことをやりだすと、国民はありもこれもとなんでも行政に求めるようになり、ますます依存の傾向を強めます。


結婚まで行政に頼らなくてはいけないなんて事になったら、日本の将来は暗いと言わざるを得ません。


県議を務めている時も、県が就職説明会を行うということがありました。

これはまだいいですが、対象は保護者だということ。

なぜ親対象なのか、就活に親を対象にするなんて甘えを助長しないかと県に質しましたが、要望があったからやらせてもらいたいということで実施されましたが、効果があったとは思えません。


これ、明らかに行政がすべきことではありません。


こんなことをしていたら、将来的に、結婚も就職も市が斡旋してくれるもの、なんてことになりかねません。

そんな日本は私は見たくありません。


国も地域もそうですが、行政サービスを一度始めるとなかなかやめられなくなります。

たとえ少人数でもそのサービスで恩恵を受ける人がいるからです。

彼らからしたらやめられたら困るからです。


ちなみに、就活支援も婚活も、民間が知恵を絞ってやるなら全然いいと思います。

そこには社会的ニーズもあるでしょうから。

行政がすべきことは、機会を均等に提供できる環境を作り、失敗してもやる気があれば何度でもチャレンジできる仕組みにすること。

その他は個人と民間の力を信じてある程度委ねていくべきです。


さて、これからまた中沢交差点で街頭演説を行いますので見かけたら手を振ってください!