子供を育てるということ

2007.04.21

今日、ある支援者の方としばらくお話をさせていただきました。
トピックは子育てについて。
子育てというと、なんとなく幼少期の育児というイメージがありますが、本来は子を育てるということだから、一生のことなはずというところから話が始まりました。
その方は、私が心から尊敬している方で、人徳がありみんなから慕われている人。
その方が育ててこられたお子さんも、それはとても立派な方です(お子さんの方が私より年上)。
その方に「子育てで一番心がけたことは何ですか」と聞いたところ、「教育に正解はないということを理解して、悩みながら導いていることを見せること」だそうです。
深いです。
まさに男親は特に背中で教育していくしかないんじゃないかなと私は思っています。
自分の信じることを教え、また自分の未熟なところも見せていく。
真剣に正面から子供と向き合うことがやはり一番大切なんだという、月並みなところに本質があるのかもしれません。
「俺に似ろ 俺に似るなと 思いつつ」
という子育て川柳がどこかにあったそうですが、こうした心境も頷けます。