政治とTwitter

2010.03.03

Twitterが人気ですね。

政治家でTwitterを活用している人も増えてきていますし、原口大臣のTwitterもニュースになりました。

政治家のTwitterを集めたページも人気です。 

 

政治家がTwitterを使うことについて、気づいたことを記しておきたいと思います。

 

まず、双方向性が格段に上がったということ。

ブログでもコメントをいただいたり、それに対してコメントをしたりと、かなり双方向のコミュニケーションになったなーと感じました。

しかし、Twitterはそれとは比べものになりません。

何かつぶやくと、それに対してすぐに反応があり、チャットとまではいかなくてもかなりオンタイムで双方のやりとりが実現します。

原口大臣や山本一太参議院議員などは、必ずつぶやきを返しているようで、だからなおさらフォロワーが増えるわけですね。

 

次に、政治家と有権者(必ずしも選挙区内の有権者ではなくても)との距離が縮まるということ。 

双方向性と関係しますが、やはり文面だと正確に意図が伝わらない場合があったり、読み方によって解釈が変わったりすることもありますが、質問や意見と返信で大分理解が深まります。

たとえば違う意見を持っている場合でも、つぶやきのやりとりの方が、ブログでのコメントの書き込みよりも建設的なコミュニケーションになることが少なくありません。 

有権者の方から見ても、ホームページやブログで一方的に政策を語られっぱなしよりも、自分たちの意見に反応があった方がより理解が深まり、親近感が増すことも容易に理解できますしね。 

 

最後に、政治家はTwitterで何を発信すべきかと言うこと。 

 

「今どこにいる」「何かを食べた」などのつぶやきも、政治家が普段どのような行動をしているのかがわかるという意味では有効かもしれません。

また、政策についてをつぶやき続けるという方法もあるだろうし、現在身の回りで起こっている政治状況を実況するという方法もあるかもしれません。

話題になった原口大臣のTwitterは、まさに生の情報発信でしたね。

 

たとえば先日のチリで起きた地震について、私は日中Twitterをする時間がなかったので、夕方チリ地震についてつぶやきましたが、フォロワーの方から「ちょっと遅きに失したのでは」というコメントを頂きました。

確かにそうかもしれないなと思います。こういうご指摘もありがたいですね。

Twitterではその性格上、どうしても即時性を求められるし、あんまり遅くなってからつぶやくと、「今頃知ったのか?」という誤解も受けかねません。

ブログだったらその日のうちに書けば時宜にかなっていることも、Twitterだとつぶやくべきでないということも出てくる可能性もあります。

 

という意味において、Twitterにつぶやくときはタイミングを逃さないようにしないといけないと思いつつ、それでも政治家にとって、Twitterが本義になってしまってはいけないし、Twitterで仕事をしているアピールになってもいけないと思います。

 

私は、あくまでも時間があるときに、どういうことを思い何を考えているかをつぶやいていきたいと思います。その積み重ね、つまりTLの積み重なりが私の政治姿勢や政治哲学を自ずから表すと思います。

とはいっても、時にはカジュアルに、時には食事のことなんかもつぶやいてしまうかもしれません。

 

私にとって、まだまだ未開の部分もありますが、大いなる可能性のあるツールだと思いますので、大いに活用していきたいなと思います。 


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