曲がったことはしない

2011.03.24

3月も下旬というのに、まだまだ寒い日が続きますね。

 

先日、地元のある方のお宅にお邪魔して、色々なお話を聞かせていただく機会がありました。

その方、とても若く見えるのですが、実はもうお孫さんまでいらっしゃるとのこと!

お歳も聞いてびっくりでした。

 

その方のお話でとても印象に残ったのが、自分がとにかく心しているのは、いつも全力で目標に向かっていることだということ。

遊びに関しても仕事に関しても、お話を伺っているとそれがひしひしと感じ、そしてそれこそが若さの秘訣なんだろうと感じました。

 

そのかたは、おもちゃの卸問屋にお勤めで、当然いろいろなお店におもちゃを卸すわけですが、自分が本当にこのおもちゃを売るべきかを考えて仕事をしてきたそうです。

例えば、中には子供にとってよくないんじゃないかと思えるようなおもちゃもあるそうで、それがベストセラーになることもあるんですが、その方はそういうおもちゃはいくら売れそうでもお店に置いてくれと卸さなかったそうです。

なかなか出来ることではありませんよね。

そのおもちゃは売れることは分かっているんです。

それを売れば会社の売上も上がるし、そのかたの成績も上がる。

しかし、そのおもちゃが本当に子供にとっていいのかどうかを考え、ビジネスではなく自分の信念で売らないと。

 

曲がったことが大嫌いな方は魅力的ですね。

自分の保身、自分のビジネスのために心を売り渡すことだけは避けたいですね。

 

非常に清々しい気分になりました。