芯を曲げれない男

2007.10.19

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先週末、従兄弟の結婚式がありました。
小さいころから一緒によく遊んだ、同い年の従兄弟
ですが、この従兄弟がかなりナイスな人柄で、
みんなからの祝辞にもそれがよく表れていました。
高校時代、友達と東京の大学を見に行ったらしいの
ですが、麦藁帽子に手ぬぐい、扇子と下駄で行って友達を
驚かせたり(本人はいたってまじめです)、晴れて
入学したあともその格好で大学に通ったりと、従兄弟
から言わせてもらえば、あー彼ならわかるな、という
面白エピソードがたくさんありました。
ところで少し前から、「掃除」がはやっていますよね。
掃除で心を磨く云々や、イエローハットの鍵山会長
の掃除道も、広く知られるところです。
私が在籍していた政経塾でも、毎日早朝掃除をして
います。
私はといえば、「担当エリア」を決めて掃除をするというシステムには
最後まで反対していましたが、今日は塾主(松下幸之助)
の銅像の前を掃除しよう、などと自分で考えて掃除する時間が
結構好きでした。
塾内を掃除しながら、自らの志を見つめたりする貴重な時間
でした。
しかも掃除は心をチリをはらうことにもつながりますし、
国のホコリをはらうことにも通じます。
さて、脱線しましたが、その従兄弟、私も結婚式で
初めて知りましたが、高校時代一人で朝早く登校し
学校を自主的に毎朝掃除していたそうです。
しかもそれが半端じゃない掃除の仕方。
ロープを体にくくりつけ、屋上からぶら下がって校舎の
窓ガラスを拭いたりまでしていたそうです。
すごいの一言です。
友達がなんでそんなことをしているんだ、と聞くと、
「学び舎を綺麗にするのは当たり前じゃないか」
と答えたそうです。
今でこそ私も掃除の大切さを知るようになりましたが、
アウトローや反体制がカッコいいという価値観が仲間内で支配的な
高校時代に、信念を持って正しいことを言えた従兄弟の
勇気に脱帽します。
高校時代の私には、自主的な掃除も、そのあとの
発言もできなかったのではないかな、と思いながら
そしてそんな従兄弟を誇らしく思いながら聞いていました。
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さて、今日から総務委員会の視察で北海道に来ています。
浜松に戻るのは木曜の予定です。
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ここまで書きましたが、サーバーの不具合で
北海道から戻ってくるまでアップできませんでした。
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