防災の日

2006.09.01

今日は9月1日。
防災の日だ。
全国各地で防災訓練が行われた。
ここ浜松も大規模な防災訓練と避難訓練が行われた。
大雨の中、なかなか大変な訓練だったようだ。
浜松を含めた東海地方は、東海大地震という将来の不安を抱えている。
専門家によればそれはほぼ確実に起こるものらしいし、規模も相当大きなものとなることが警告されている。
そうした未来の災害にいかに備え、心構えと対応策を講じておくのはこの地方の大きな課題である。
そんな中今日行われた防災訓練。
シナリオを立てずに行うという試みはいいものだったと思う。
本当の災害はシナリオどおりのことなんて何一つ起こらないだろうから。
しかし、雨の中ということもあり、一部では救助活動訓練の場に警察・自衛隊・消防が入って連携して訓練を行うはずのところが、消防の到着が遅れ何もできなかったということも起こったようだ。
もちろんこれは訓練だし、ここからなにを教訓にしていけるかが問われるのだと思うが、「雨だから到着が遅れた」というコメントではなにも教訓にできないだろう。