目線が内向きで目的を見失いがちなマスコミと既存政党

2015.04.05

あいにくの雨模様ですが、浜松では統一地方選挙の最中5月に行われる浜松まつりの会所開きが各町内で行われています。

身体がいくつあってもといいますが、物理的に一つでは無理なスケジュールになっています。

だから代理となる秘書をたくさん抱える経済的な余裕のある陣営が強くなるはずですね。

こんにちは、静岡8区のげんまけんたろうです。



上西衆議院議員を除籍処分

先日、統一地方選挙の前日というタイミングで報道された、維新所属の上西小百合衆議院議員が、国会採決を欠席したにもかかわらず秘書と旅行したのではないか、という疑惑というものがありました。


橋下最高顧問は「もう1回チャンスをあげるから辞職して、精進して、次また維新で頑張ればどうか」と打診したそうですが、結果、本人は辞職の意志はなく、大阪維新の会、維新の党双方から除籍という処分になりました。


維新らしいな、と思いました。

自らが襟を正すことを重要視している維新らしいなと。


他の政党だったら、かばうか適当に処分するかで、除籍なんかしなきでしょう。

中川農水政務官が他の議員と路上でキスしたり旅行に行ったりしても、結局かばい合ってうやむやにしてしまう、なんてことはありません。


そもそも、他政党の除籍などの重い処分は、反党行為など、自らの方を向いたものが多い気がします。

政党というものがいかに自分たちの方ばかり向いて国民の方を向いていないかがわかります。


ネット記事には、不祥事がどんどん出ても許して庇護する安部総理の寛容さを見習え、みたいな記事がありましたが、てんでおかしな話です。

「もう一回チャンスをあげるから出直せ」でも十分寛容だと思うのですが。


もはや信頼などできない報道

しかし、今回の報道には違和感も感じます。

こちらの記者会見の様子もご覧ください(http://www.bengo4.com/topics/2915/)。


橋下最高顧問のおっしゅる通り、事実と報道がたとえ違っても、納税者の皆様に誤解を与えるような行動はいいはずがなく、これは処分をしています。

しかし、あたかも”二人”で”旅行”に行ったかのような印象を与え、しかも、あのテレビの場面に映っていた議員を取り囲む複数の記者らしき人達はみんな関西テレビ1社の記者だったという、なんとも異常さを感じます。

しかも、秘書のお兄さんの店での食事は2人ではなく6人だったこと、4時間も2人でずっといたかのような印象づけはなんだったのでしょうか。


私もいく先々で、「維新には期待してるのにああいう不祥事は本当にダメ、特に女性は女性を見る目が厳しいから相当マイナスよ」という声をいただきました。

全くマスコミの思う通りの印象を受けているということです。


こうなるともはやテレビの切り貼りの映像は全く信用できなくなりますね。

「編集」の域を超えています。


会見の中で橋下最高顧問が言っていた関西テレビに明らかにして欲しいという要望もどうせ出てこないんだろうと思います。


統一地方選挙や来月の住民投票前の恣意的で暴力的なやり方としか思えません。

そんなことはない、決めつけるな、と主張するんでしょうが、とことん内向きで自分たちの使命を忘れている様は、目線があくまでも内向きの政党となんら変わりません。

権力というのは恐ろしいですね。


では、また。