議会なのに、議論の欠落

2008.12.09

さて。
先ほど質問が終わりました。
今日は知事の「経営感覚」を大テーマにして、以下について質問しました。
◇天竜浜名湖鉄道について
◇島田に作ると言っている多目的ホールについて
◇教育行政の公立私立一元化について
◇県民が参加できる起業支援について
一般質問は25分間ですが、やはり時間がないですね。
とりあえずの質問は17分ほどで終えて、再質問と再々質問に時間を残しましたが、それでも意を尽くしきれなかったです。
しかし、多目的ホール、みなさん本当に必要だと思いますか?
私は知事にも「本当に必要なのか」「本当に県民が必要としてると思うか」「そもそも必要かどうかの議論を議会でしないのか」と質問しましたが、知事は答えてくれませんでした。
しかも知事はつい今日の議会で、
「何かを建設したりするとき、その需要があるかどうかは時代に合わせて考えていかなくてはいけない」と発言していました。
じゃあ、この多目的ホールはどうなんだ、ということです。
私は、このハコモノの建設は、今後しっかり議論していく必要があると考えていますし、知事や当局もこれまでのように、言えばなんでも規定路線で作れる、という考えを改めてもらいたいと思います。
幸いにも、会派の仲間もこの件はこれから会派としても追求していかなくてはいけない、といってくれています。
そして、他党の先輩たちからも同意のご意見をいただきました。
県民の皆さんも注視していてください!
そして、声を上げてください!
島田に多目的ホールが必要だと思う方もどんどん意見を言ってください!
知事が決めたら何でも作る、ではなくて、静岡県の未来のために、議論の遡上に乗ることが大切です。
 
それにしても、知事も
「こういう理由で絶対必要だ」
と私と議論するくらいの気持ちでお答えいただきたかったです。
そして、
雨にもかかわらず、たくさんの方に傍聴に来ていただきまして、本当にありがとうございました。
会派の皆さんから、「ただ単に県に質問をするだけでなく、自分の意見をしっかりと述べるということは、ある意味度胸がいることだ」とお褒めの言葉をいただきましたが、私が自分の意見を言えるのは、こうして支援していただく方がたくさんいるからです。
よく、まず当局が暖めていてまだ発表していない新しい政策の情報を聞いて、それに関連することを質問し、あたかも自分が質問したおかげでその政策が実現した、かのような質問をする議員がいます。
私はそうであるべきではないと思っています。
「オレが引き出した」とか
「俺が決めた」とか、
そんなことは県民にとって見れば、どうでもいいことです。
これからもしっかり言うべきことを議場でも言える議員であり続けたいと思っています。
 
 
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