進まぬ議会改革

2012.02.22

静岡県議会も2月議会が開会しました。
平成24年度の当初予算を審議する大切な議会です。
この2月議会だけは開会に先立って、「全員協議会」なるものが行われます。
これは、議員が全員議場に集まる場なのですが、そこで当初予算案、その他の議案について各部局長から説明があるんです。
私の部から今議会に提出する議案はこれこれです、というわけです。
そしてその後本会議が開会され、知事が提出議案の説明を行うという流れです。
こうした、議会の進み方や仕組みも、県民の皆さんからはきっと馴染みもなくわかりづらいですよね。
こうしたことも我々議員がお知らせしていくことがこれからは求められると思います。
私は現在、議会改革検討委員会に所属して、この議会改革を何とかやっていこうと力を入れているのですが、昨日の検討委員会を経て、正直がっくりでした。
その名の通り、議会改革について各会派から委員が出て議論し検討するのですが、結局ほとんどが「意見の不一致」となり、なんにも改革なんて進まない。
それぞれの会派が、それぞれの思惑を持ってのぞむわけですから当然といえば当然なんですが、議会を改革する、そのためには会派の利害を超える、こうしたことができないものでしょうか。
しかし、地道にやっていくしかありません。
検討委員会でも、地道に発言していくしかありません。
しっかりがんばります!
しかし、物事が進まない、何も決められない政治の仕組みが、こういうところにも弊害を生んでいると言わざるを得ません。