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外資のカジノ事業者による貸金業務はよくない

いよいよ梅雨の時期らしくなってきましたね。

夏が近づくのが楽しみです。


こんにちは、衆議院議員の源馬謙太郎です。

一昨日行われた衆議院本会議にて、3回目の登壇の機会をいただきました。新人の私にこんなチャンスをいただいて、本当にありがたいです。


この日の登壇は、いわゆる「IR整備法案」への反対討論でした。

*動画はこちらから(http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

「源馬」で検索してください。冒頭「パチンコや公営ギャンブルである競馬」というべきところ、「公営ギャンブルであるパチンコや競馬」と間違ってしまいました。議事録修正の手続きをしました。


 

問題なのはカジノではなく貸金業務


私は従来、統合型リゾートといわれるIR施設には賛成でした。

しかし、内閣委員会に所属し、この251条にも及ぶIR整備法案を勉強し議論するうちに、このままではカジノの運営に重大な不安点あるということがわかってきましたので、その一点をもって反対討論をさせていただきました。

それは、カジノ事業者による貸金業務

この法案の中には、カジノ事業者が、カジノ客に金を貸し、2ヶ月以内に返せなければ14.6%の金利をつけて、債権を第三者に委ねて取り立てられる、という中身が盛り込まれています。

驚くべき内容です。

 

負けが込んだ客にその場で金を貸すということ


カジノに限らず、ギャンブルにはまってお金をどんどん使ってしまう人が陥る典型例は、負けが込んだら取り返そうとしてさらにお金を使ってしまうという連鎖です。

それなのに、手持ちのお金がなくなった客に、その場でカジノ事業者が金を貸すなんて、常識的に考えてギャンブル依存や多重債務を助長するように思います。

パチンコ屋が、負けた客にその場で金を貸したらどういうことになるでしょうか。

 

政府は、一定の預託金を払える富裕層だけが対象だから大丈夫といいますが、「もう少しやったら負けを取り戻せるんじゃないか」という気持ちに陥ってしまうのは、その人が裕福かどうかは関係ありません。

 

しかも、カジノ事業者は海外の企業が有力です。

海外のカジノ事業者が、日本人の富裕層に金を貸し、そのお金が海外に流れていくのを、日本の政治家として、私は見たくありません。

 

討論の中でも訴えましたが、日本人の生命と財産を守ることが大切な価値観の一つであるはずの保守の方々に、この海外事業者による貸金に反対してもらえなかったのは残念でした。

 

結果的に与党の賛成多数で可決されてしまいましたが、参議院での良識を、特に保守の皆様の良識を期待したいとおもいます。

 

また、「カジノに反対ならまずパチンコを規制しろ」との指摘がよくありますが、私が反対しているのはカジノやIRではなく、カジノ事業者(それも外資の)による貸金業務です。

パチンコによるギャンブル依存対策も重要です。

それでは、また。

 

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
国民民主党 衆議院議員・静岡8区・元静岡県議会議員。 1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American University 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。 松下政経塾を経て静岡県議会議員(2期)。2012年、2014年衆議院総選挙に立候補するも次点で惜敗。比例復活まであと270票という悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)。



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日本のカジノ、大丈夫か??

だいぶ暖かくなり、大好きな夏の季節が近づいてきました。
こんにちは、静岡8区の衆議院議員げんまけんたろうです。

さて、本日は衆議院内閣委員会が行われ、私もIR関連法案についての質疑に立たせていただきました。

(動画はこちらからご覧ください: 衆議院ネット中継・録画

私は、日本は観光にもっと力を入れるべきだし、なるべく規制は少なくしてどんどん豊かになることを目指して行くべきだ、という立場です。なので、IR施設が日本にできること自体については、ポジティブな思いを持っています。

しかし、200条以上の条文を持つこの大掛かりな法案には、理解できない部分も少なくないので本日質問させていただきました。


まず前提として、IR施設に人に来てもらい活性化して行くというのであれば赤字ではダメなわけで、その経済的な中核を担う施設としてカジノを考えているのだと思います。
これは政府も答弁で認めました。

では、そのカジノが収益を上げるためには人に来てもらい、お金をカジノで使ってもらわなくてはいけない訳ですが、その主な対象者は外国人観光客を想定しているのか?と問いました。
すると、外国人もそうだが日本人もその対象だ、どちらが主ということはない、との答弁。

これまでの政府の答弁は、外国人観光客にたくさん来てもらう、日本人には依存症対策をしっかり行う、というスタンスだったので少し驚きましたが、これで日本人もターゲットなんだとはっきりしました。

考えてみれば、カジノ事業者としてみれば、すぐ近くに中国人がたくさん行くマカオやシンガポールがある訳で、そこに行っている中国人をターゲットにするより、国内に180万人いると言われる日本人ミリオネアを狙うのが当然のことだと思います。

その日本人に対しても、一定額の預託金を払えば、なんとカジノ事業者が貸金業務をするという条文が・・・。
無利子で貸し出し、2ヶ月過ぎたら年利14.6%をつけ、しかも再建を第三者に引き渡すって、どんなに恐ろしいことなのか。
日本はジャンケットは帰省するから問題ない、という主張が今までありましたが、クライアントごとにこの人にはいくら貸す、みたいな判断をするジャンケットと、一体何が違うのでしょうか。

今日は時間が15分と限られていましたので、ここで一旦終了しましたが、また来週このIR法案の特にカジノ事業者自体が日本人も対象に貸金業務を行うことを認める内容について、しっかりと議論していきます!



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源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
衆議院議員・静岡8区・元静岡県議会議員。

1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American University 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て静岡県議会議員(2期)。2012年、2014年衆議院総選挙に立候補するも次点で惜敗。比例復活まであと270票という悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)。

政権担当能力のある中道改革保守勢力結集に向けて。政権批判一辺倒とは一線を画す。

本日結党された国民民主党に参加する決断をいたしました。
4月26日の議員総会において希望の党が事実上解党することが決まり、10日間の期間、地元の皆様から多くのお声もいただきながら、悩みに悩んで参りました。希望の党で初めて議席をいただきそれからたった半年間。本来であればこのメンバーで、内政は寛容で外交安全保障は現実的な、政権批判一辺倒とは一線を画した勢力を作りたいと思っていたので、解党は本当に残念です。逆風の中でも投票してくださったおよそ1000万もの方にも申し訳なく思います。

昨年、分党の議論が始まってこのかた、私は党内で一貫して分党や解党に反対し、他党に迎合するのではなく自らがしっかり立って軸を確立すべきだと訴えてきました。また、新たな枠組みが政権交代の受け皿として本当に必要であるなら、民主党への先祖返りやただの数合わせでは国民の理解を得られないこと、両党が持っている80億円といわれるこれまでの政党交付金の残預金も国庫に返還するくらいの覚悟がない限り理解を得られないことなどをずっと主張してきました。結果的にはその主張が通ることはなく、当選したての一期生である私の力不足を思い知りました。

その状況を見たら私の思いとずれた形の船出かもしれません。それなら無所属で思った通りにやったらどうかという声も、正直たくさんいただきました。
しかし、私にはその力がまだありません。
力のある国会議員なら無所属でも仕事ができますが、一期生である私が一人で無所属で思いを遂げようとしても、政党政治である国会ではそもそも発言の機会さえありません。それは私のすべきことではない気がします。

組織に所属し、しかも比例で議席をいただいている身でありながらも、私は党の方針にただただ従ってきたわけではありません。日本の政治にとって自分が正しいと思うこと、こうすべきだと思うことを発言し、結果的にそれは実現に至りませんでしたが、大いに意見を述べ反対もしてきました。その中で学んだことも多くありましたが、今回の新党について今の自分にできることはここまでで、あとは党の決定に従います。
言うべきことは遠慮なく言い、しかしいざ決まったら従うという行動をこれからも一つの指針にしていきたいと思います。それは当選間もない頃、一期生全員の意見として執行部に申し入れた、今の野党に決定的に足りない姿だと思うからです。

野党の再編も過渡期だと思います。
野党みんなが一体になるための過渡期だと言う人もいますが、私は政権交代可能な寛容な改革保守の枠組みが、ただの政権批判に陥る勢力とは一線を画して誕生するための過渡期だと思っています。
玉木代表はじめ執行部の先輩方にも審議拒否などを続け、批判一辺倒のやり方は変えて欲しいと訴え、今後はそうした勢力とは一線を画すという言葉を信じたいと思います。その姿なら一緒にやっていけると考えてくれる無所属の方もたくさんいるはずです。

決めたらからには文句を言わず、これまでの野党の文化を変えていけるように、まともな野党ができたと言われるように、自らが変えていけるように、しっかり発言し、行動し続けていきます。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
衆議院議員・静岡8区・元静岡県議会議員。

1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American University 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て静岡県議会議員(2期)。2012年、2014年衆議院総選挙に立候補するも次点で惜敗。比例復活まであと270票という悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)。



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漫画文化を守れ!しかし海賊版サイト撲滅はサイトブロッキング以外の立法措置で。

こんにちは、静岡8区の衆議院議員源馬謙太郎(げんまけんたろう)です。


本日もまた、衆議院文部科学委員会で質疑の機会をいただきました。

今日は現在話題になっている漫画の海賊版サイト「漫画村」について文部科学大臣と文化庁に質しました。


ちょうど今朝、こんなニュースがありました。

漫画の海賊版サイト遮断 著作権保護へ民間対応促す 通信の秘密侵害の恐れ 政府、緊急対策決定 (スポニチ)

漫画村とは、最新のコミックや有名漫画、なかには有名小説まで無料で閲覧できてしまうサイトで、これは著作権者の許可を得ていない、いわゆる海賊版サイトです。

漫画家や作家の皆様は、私たちに知的刺激や娯楽を与えてくれる物語を作り、それを私たちは金銭的対価を払って楽しんでいるわけですが、こうした海賊版サイトは無償で閲覧できるようにしてしまうわけですから、これは創作者にとって大き過ぎる損害です。

少し想像力を働かせれば、こうした海賊版サイトがどんなに悪質で、こんなものを許していたら漫画文化、コンテンツ文化がどんどん衰退してしまうことはわかり切ったことなのですが、残念ながら特に若年層は罪悪感をあまり感じていないようで、これも大いに危機感を持ちます。



「漫画村」閲覧に罪悪感がない若者 テレビで堂々と「読みたい」発言 (Livedoor News)


そこで、なかなか取り締まりが難しいこうした海賊版サイトについて、政府がとうとうサイトブロッキングして閉鎖させよう、というニュースだったわけです。

◾️ ◾️

私は、コンテンツ産業を守るため、日本が誇るべき漫画文化を守るため、こうした海賊版サイトは徹底的に撲滅すべきで、現状を放っておくわけにはいかない!今すぐなんとかすべき!という立場です。

その意味で、政府がやる気を出して腰を上げたことは評価します。

しかし、サイトブロッキングとなると、ちょっと待てよ、となるわけです。

今日も委員会で、この緊急対策を所管する内閣府に聞きました。

問 「今回3つのサイトが不適切であると認定してサイトブロッキングすることにした、ということだが、誰が“不適切”と判断したのか」

答 「政府が判断した」

つまり、政府がこれは適切、不適切と判断するということで、これはよく考えたら恐ろしいことです。

政府が今後不適切と判断したものをブロックできるとすると、中国のネット状況と変わらなくなってしまうのではないか、と。

この点が今回の緊急対策の1番の問題なので、「緊急対策としてサイトブロッキングはこの3つに限り、今後は法整備を進めて立法措置で対応すべき」と林文科大臣に訴え、大臣からもそのようにしたい、と答弁をいただきました。

そのほかにも、サイトブロッキングの判断を民間のプロバイダに任せるというやり方もよくありませんし、よく言われる憲法の「通信の秘密」に抵触する可能性もあります。

サイトブロッキングではない立法措置を、我々議員側も知恵を絞り、日本の大事なコンテンツ産業を守りながら表現の自由も犯さない方法を早急に考えていきたいと思います。

今日質問したばかりですが早速取り上げていただきました。

漫画村へのアクセス遮断を政府が推奨 ⇒ 反応さまざま

民主化に逆行するカンボジア支援を続ければ日本のレピュテーションが下がる

こんにちは、衆議院議員の源馬謙太郎です。

先日も取り上げた独裁化が進むカンボジア問題(カンボジアの独裁を後押しすることがないように)。

今回は所属委員会ではありませんが、外務委員会に代打で質問に立たせていただき、河野外務大臣に日本のカンボジアへの支援について質しました。


なぜ、今カンボジアなのか。

そしてなぜ、こんなに立て続けに、よその委員会にも立たせてもらってまで質問するのか。

民主化と逆行しているカンボジアの詳細な現状は先の記事に譲りますが、与党が最大野党を解党し20以上のメディアを閉鎖させるなど強権化している中で、7月には総選挙を迎えようとしています。このままいけば、(野党がいないわけですから)当然与党が圧勝することが明白です。この状況を受け、国際社会は7月の選挙への支援をやめ、現状を避難する声明を出したりしていますが、日本は共同声明に加わらないどころか、この状況で行われる7月の選挙に8億円の資金協力をしています。

自由で、公正で、国民の意思を反映できる選挙のための支援、ということですから、そういう状況になるよう、外務大臣自らがフンセン首相を説得するべきだと訴えました。

つまり、具体的には、フンセン首相と逮捕されている野党党首との対話を通じて、党首を釈放、解党させた野党を復活し、国民の選択肢を不当に搾取しないことが重要です。

しかも選挙は7月ですが、政党の登録は5月中旬が締め切りです。だから、私はどうしても早いタイミングでこの問題を取り上げたかったのです。

◾️ ◾️

Twitterでは、「カンボジアのことばかり質問してどこの国のために働いているのか」と批判されましたが、この民主化と逆行する状況のカンボジアで行われる選挙に日本だけが支援したらどうなるか。

フンセン首相は「日本の援助のおかげで公正な選挙ができた」というでしょう。それを受けて日本は否定することはできないので、この状況下の選挙を公正と認めざるを得ないことになり、それは国際社会からはかなり冷たい目で見られることでしょう。

私は、それはどうしても避けなくてはいけないと考えています。

残されたチャンスは少ないです。

私の質疑と大臣への提案に、「外交日程はまだ決まっていない」と仰いながらも、力強く私と目を合わせて答弁してくださっていたので、私は期待しています。

下手したら、ミャンマーやシリアのような状況を生むかもしれないと危惧されているカンボジアの状況を、少しでも多くの皆様にも知っていただきたいです。

それでは、また。

源馬謙太郎

源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
希望の党 衆議院議員・静岡8区・元静岡県議会議員。
1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American University 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て静岡県議会議員(2期)。2012年、2014年衆議院総選挙に立候補するも次点で惜敗。比例復活まであと270票という悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)。
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増加する外国人児童生徒への支援が必要なワケ

週末はいい天気になり、桜もギリギリもってお花見日和となりました。

こんにちは、衆議院議員のげんまけんたろうです。

昨日は衆議院文部科学委員会で、再び質問の機会をいただきました。

今回は大きく二つのテーマ。どちらも地元浜松にも大きく関わる問題を取り上げました。


外国人児童生徒の支援


現在、日本に住む、日本語指導が必要な外国人児童生徒の数は右肩上がりに増えています。
浜松市でも、リーマンショック後は少し減少した時期もありましたが、ここ3年は再び増加しています。
しかしながら予算は減少。
なんとか対策を取らないといけないという趣旨で質問し、林文部科学大臣からも「これからしっかり支援を拡充していく」旨の答弁もいただきました。

外国人の児童への支援よりも日本人の児童への支援を拡充すべきだろう、という意見もあります。
確かに、最も大事なのは日本の子供達への教育です。それを疎かにするなど言語道断です。

しかし、現在特に浜松のように全体の生徒の2〜2.5%ほどの外国人児童がいる地域では、学校現場に大変な負担がかかっています。日本語のわからない子供達に、時には上履きの履き方や給食のマナーなども教えなくてはいけない、親御さんも日本語がわからないケースも少なくないため、親にも対応しなくてはいけない、など、教員の多忙化をますます増進していますので、大変重要な課題なんです。

こうした観点から、人員を多く配置し、学校現場の状況を改善すべきだと訴えました。
同じ文科委員会に所属されている馳浩元文部科学大臣からも「大事な指摘だ!」と激励いただきました。

高校生の就学支援


こちらも大切な課題です。

特に今回は、定時制や通信制に通っている高校生たちへの就学支援が、卒業ギリギリの単位数までしか認められていない問題を取り上げました。
卒業に最低限必要な単位数は74単位。
しかし例えば静岡県では平均90単位を履修していますが、この多く履修した単位分は就学支援を受けられずにいます。

「本当はもっと授業取りたいけど、その分親に負担をかけるからな」とか、お金の問題で学ぶ意欲を削ぐようなことがあってはいけません。

一番大切なのは、子供の学ぶ意欲を高め、学ぶ環境を整えることこそ、国の担うべき役割だと思います。

◾️ ◾️
今回で初当選から半年で4回目の質問。
とてもありがたいです。

これからもしっかり取り組んでまいります。

それでは、また。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
希望の党 衆議院議員・元静岡県議会議員(2期)。

1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票の悔しさをバネに、2017年総選挙で初当選。



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どうしても2月中に予算を衆議院で通したいわけ

もう昨日のことになりますが、衆議院本会議が18時から開催され、5時間の審議を経て終わったのは夜中の23時過ぎ。国会議員になって始めての経験をさせていただきました。

こんにちは、静岡8区のげんまけんたろうです。


すでにご案内の通り、この本会議で平成30年度予算案が衆議院で可決され、今後は参議院での審議に入っていきます(写真は本会議前の代議士会の様子です)。
私たち希望の党は予算の内訳を変える編成替えの動議を他党と合同で提出しましたが、圧倒的な多数を持つ与党の前に否決されました。どちらの中身が良かったか、など、国民の皆様の目には触れることなく葬られることになったのが本当に残念です。

この長丁場の本会議で最も盛り上がったのが、与党自民党の予算委員会筆頭理事の
「働き方改革を議論しているのに、こんな夜中に国会をやることは如何なものか」
という討論の場面でした。

国家のために働く国会議員は夜通しでも何でもいいんですが、わざわざ夜間に国会を開けば速記者、各省庁の職員、国会の職員、それぞれの政党の職員、衛士の方々、その時だけ営業時間が延長される国会や議員会館内の食堂やコンビニの店員さん、そのほかたくさんの人が残業を強いられます。

安倍総理自身がこの国会は働き方改革国会と銘打って臨んでいる中でのこの夜中の本会議はまさに働き方改革に逆行します。

しかし、次に討論に立った希望の党の理事である津村代議士の討論で、実は我が党は翌日の開催を提案したにもかかわらず、まさに「如何なものか」と発言した筆頭理事ご本人が、何時になってもいいから本日中に開催することを提案していた、ということが明らかになりました。

なぜ、自民党は昨日のうちに予算を通過させたかったのか。
もちろん、翌日になったら予算が成立しないとか、行政上支障が出るということは一切ないわけです。
それを公務員の皆さん、国会運営に携わる皆さんの働き方を無視して「働き方改革国会」といえるのか、甚だ疑問に思う国会でした。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
衆議院議員・元静岡県議会議員。

1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票の悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)。



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カンボジアの独裁化を後押しすることがないように

さて、予算委員会分科会で河野外務大臣に対して質問させていただいたもう一つのテーマが、「民主化と逆行するカンボジアへの支援のあり方」です。


カンボジアでは昨年から、民主化と逆行していると思われる事案が発生しています。

少し時系列で見ていくと、昨年6月の地方選挙で野党が議席を大きく伸ばしたことを受け、9月には最大野党の党首を逮捕。「党首が逮捕された政党は解党される」という法律を新たに作り、11月には本当に最大野党を解党。

政府に批判する記事も載せていた英字新聞を廃刊に追い込み、そのほか約20のラジオ局も閉鎖させました。

この状況で、今年の7月に総選挙があるというのだから、民主的な選挙ができるとは到底思えません。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

さて、そんな状況で行われる7月の総選挙に、なんと日本政府が8億円の支援をするということ。

まず、8億円の積算根拠を質しましたが、なんとこれは「98年から比べると投票所が1万箇所ほど増えたからそこに新しく投票箱を設置するため、など」と見積もりなどもないざっくりとしたものだそう。それなら余った分は返されるのかといえば8億円と決めたら渡し切り。つまり、一度払ってしまえば何にでも使えるお金なのです。

しかもそれならば、昨年の地方選挙はどうしたんだということ。投票箱をこんな状況で無理して日本国民の税金で新しくしなくてもいいのではないかと。

私は議員になる前カンボジアで4年間働いていましたので、今でも友人が多くいます。

今回質問するにあたって、カンボジアに住む友人に電話をして話を聞きましたが、相当の危機感と半ば諦め感が蔓延しているということでした。

最大野党を潰してしまったんですから、このままいけば7月の選挙は30年以上政権を担っているフンセン首相率いる与党の圧勝です。

選挙後は憲法を改正し、中国のような“実質選挙がない状況”を作ろうとしている、とカンボジアでは噂になっているということでした。

こうした状況にあり、アメリカやヨーロッパ諸国は今年の選挙への支援をやめました。

なぜ日本が日本国民の税金を使って、しかも渡し切りの8億円もの支援するのか、理解に苦しみます。

ただ、河野外務大臣も今のカンボジアの状況には重大な関心を持っているということで、今後しっかり状況を注視して「何らかの意思決定」をしなくてはいけないこともある、という答弁もいただきました。

「選挙の支援を取りやめる、という可能性も含まれていると理解したが、もし違っていたら訂正してください」と念押ししましたが、河野大臣は否定されませんでした。

1993年から我が国はカンボジアの民主化のために力を尽くしてきました。

ここで道を過ち、カンボジアの人たちの人権を踏みにじる片棒を担がないように、しっかりと対応してもらいたいと、今後もしっかり追求していきます。

それでは、また。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
希望の党衆議院議員・元静岡県議会議員。
1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。

松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票の悔しさをバネに、2017年衆議院選挙にて初当選(比例東海)。

台湾の蔡英文総統宛てのメッセージが突然変更された件

本日は衆議院予算委員会分科会にて、質問をする機会をいただきました。

しかし、政治に携わっていても国会にいない限りはこの「分科会」とか、仕組みがよくわかりませんよね。私もまだ一年通して経験していないので、わからないことだらけです。

今日の質問の機会も昨日言われて今日!

数ヶ月前から質問の準備ができていた県議時代とは全然違います。

◾️ ◾️

さて、今日の質問に先立って、朝9時半頃、先日政府に提出した質問主意書の答弁が戻ってきました(閣議決定されて)。

質問主意書の内容はこちら

当初はこれまでのお見舞いメッセージ同様、中身は被害を受けた方全般に対してのものであっても、タイトルは当該国の元首宛てになっていたのに(つまり蔡英文総統宛てになっていたのに)、中国外務省広報官から「総統という表現を使うべきでない」という申し入れがあった直後この「蔡英文総統」という文字が消えた問題。

明らかに内政干渉です。

1 「蔡英文総統」の宛名はいつ削除されたのか、その理由は何か。

2 削除の判断は誰によってなされたのか。

3 他国から削除の要請、または他国に配慮する意味合いはあったのか。

4 宛名を元に戻す予定はあるか。

を質問しましたが、答弁書を見て唖然。

こんな答弁書でした。

 

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「被災された台湾の方々に対してより広くお見舞いのメッセージを伝達することが適当と判断し」

とありますが、安倍政権の平成25年から今日まで出された同様のお見舞いメッセージは全部で44件ありますが、そのうち1件以外はすべて相手国の元首宛てになっています(この1件はテロで亡くなった個人への哀悼メッセージ)。

そうなると、そのほかのすべてのお見舞いメッセージは「被災された方に対してより広くお見舞のメッセージ」を込めていなかったということなのでしょうか。

この点を、今日の分科会で質しましたが、「その時々で判断する」という答えのみ。

中国外務省から遺憾の申し入れがあったことは事実か質しましたが、それは事実だとのこと。ただし、それにどう反応したかは「答弁を控えさせていただく」と。

非常に不可解な今回の「蔡英文総統」の文言の削除ですが、最後に河野大臣に「日本政府は蔡英文氏を台湾の総統と捉えているのか」と問い質しましたが、「日本政府の立場は変えておりません」との答弁のみでした。

今回の質問主意書および質疑でも要領が得られなかったので、再度質問主意書を準備中です。

勇ましいことを言う前に、他国に言われてメッセージを変えてしまうという不甲斐なさを無くすべきだと思います。

◾️ ◾️

質問前半で取り上げたカンボジアについては、また別記事にてご報告します。

それでは、また。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
希望の党衆議院議員・元静岡県議会議員(2期)。
1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。

松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票の悔しさをバネに、2017年衆議院総選挙で初当選(比例東海)。