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2008年04月 バックナンバー

2008年04月02日

我が変遷

ふと思い出したことがあります。

私は以前、といっても中学生くらいのころ、好きな言葉に
「明日には明日の風が吹く」
という言葉を選んでいたような気がする、ということです。


今日、政経塾から送られてきたばかりの卒塾論集を読んでいて
そんなことを思い出したんですが、今の私はそのころからずいぶん
思想も変わったなぁと。

明日には明日の風が吹く
という雰囲気がなぜか好きだった私は、「過ぎたことは仕方ない」
と前向きな気持ちだったとともに、どこかで過去と現在を分断していたのかもしれない。

過去は過去、今日は今日、明日は明日
という感じで、その連続性をあまり意識していなかったか、
もしかしたら強引に切り離そうとしていたのか。


しかし私は今、歴史を連続性の中で捉え、過去と現在と未来の対話
こそがもっとも大切な軸だと考えています。

たとえば理想と現実の間でバランスを取ろうとするとき、どこかで
私は現在と過去との連続性に軸足を置いています。


この考え方の変化には、いろいろな要因があったはずですが、やはり
学校から離れた学問で身につけてきたところが多かったんだろうと思います。

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さて、皆さんご存知の「せんたく」(地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合)ですが、
近く地方議員も参加できるようになるとのことです。

私も静岡県議会議長にご推薦いただき、参加させていただけることになりました。


地方と国のあり方が問われる今、地方政治がこうした国民運動に果たすべき
役割は大きいです。


しっかりと役割を果たしていきたいと思います。


  
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2008年04月08日

サクラとタコ

桜も散り始めています。

今週は入学シーズンですね。

あちこちで着慣れない制服を着た初々しい姿を見かけます。


今日は静岡文化芸術大学・大学院の入学式に出席。
川勝平太学長の
「今こそ日本に求められているのは文化力である」
という、力強いメッセージがこめられた祝辞に共感。

文化力は日本が誇るべきソフトパワーの代表格です。


昨日は浜松特別支援学校の入学式に出席。

県立なのに出席する県議が少ないのは驚きです。
高校・小学校・中学校の順で入学式がありましたが、
最初から出席したのは私とあと一人だけ。

式典に参列することが大事なわけでは決してありませんが、
特別支援学校などのケースは式典であれ視察であれ、
何度も足を運び現場の空気を知ることが大切なポイントです。


高校の入学式では、支援が必要な程度が生徒によってそれぞれで、
同じ環境で一緒に教育することは明らかに難しいだろうということが
よく分りました。

なにをどの程度支援できる体制を作るのが望ましいか、
行政として関与すべきはどういうところか、
などなど、いろいろ考えていかなくてはならないことが多いです。

私にとって、以前も書きましたが、正直に申し上げるとこの福祉の分野は
まだまだ勉強しなくてはいけない分野です。

しかし、おそらく大切なことは、福祉を考えるときにどこに視点を置くか
ではないかと考えています。

たとえば、福祉の中でもこうした特別支援学校。

もちろん支援が必要な生徒自身の身になって考えることは当然です。
親の視点に立った支援策も考えなくてはならない。
教員の視点も考える必要があるでしょう。
そして、社会全体の視点も重要です。


これは、特別支援学校についてだけではありません。
年金や介護、育児支援然りです。

どこに焦点をあて、どこの視点で物事を見るか。
これは大事なことです。
特に我々政治家にとっては、社会全体の視点が大切です。

福祉というと、反対しにくい分野ですから、一歩間違えば甘えの
構造を生み出す危険もあります。
(一般論で今回の特別支援学校訪問とは関係ありません)

ある雑誌で読んだのですが、
「保育園は福祉事業で給食費は公費から出ているのだから、
給食にするのが当然だ」
といってお弁当の日に反対する、驚くべき親がいるとの事です。


国家として、地域として、社会として、どういうところにどれだけの
福祉行政を行っていくか。
これにはまず、この国のあり方から考えていく必要があります。


そんなことを考えながら、元気な子供たちの様子を見た入学式でした。
 
 
 
下の写真はまったく関係ありませんが、篠ヶ瀬町の会所開きの様子。
和田地区の組長が担がれ、鯛杯を飲んだ後練る、の図です。

入学式シーズンが終われば、ここ浜松では浜松祭りのシーズンですね。

各町の大凧が、五月の空に天高く舞うことを祈念します!
 
 


 
 
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2008年04月10日

チベットの自治

チベット問題、さらに問題が拡大していますね。
解決の糸口が見えません。

北京オリンピック開会式に出席しない表明を各国首脳がだし、
アメリカの大統領候補らもそうした姿勢を表明しています。
日本はどういう態度をとるのでしょうか。

いつも思いますが、こうした国際問題についての立場表明も、
日本は本当に遅く、日和見な気がしてなりません。
 
 
そんななか、今日はダライ・ラマ14世が日本に滞在し、記者会見を開きました。
記者会見というより、もはや演説でした。
 
 
彼のような人を本当の意味でオピニオンリーダーというのだろうなと
感じました。
オピニオンをリードする力を持っていますね。

彼はチベットの自治の確立を目指すのであって独立を目指すのではない
と中国を牽制しながらも、メッセージは明らかに中国に向けて発信されて
いました。

今後チベットとともに台湾が中国とどういう関係を築いていくのかは、
我が国の安全保障にとって重要な課題です。
 
 
先の台湾の総統選挙で当選した馬英九氏が、今後どういう路線を取って
行くかを注視する必要がありますが、それにしても馬英九氏の選挙戦の
ストラテジーも、中国に配慮しながらも「中国を牽制している」という雰囲気を
うまく国民に浸透させていたのが印象的でした。
 
 
さて。
明日は三重県に行ってきます。
議会改革についてのシンポジウムです。
片山元鳥取県知事の話が聞けるので楽しみです。

 
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2008年04月15日

ウサギとカメ

みなさん、ウサギとカメの話はもちろんご存知ですよね?
 
 
今日、あるお世話になっている方から、このウサギとカメに
ついて、いいお話を聞きました。
 
 
カメがウサギに結果的に勝ったわけですが、その理由は、ウサギが
余裕綽々でカメを舐めきっていたから、というのが通説です。

しかし、実はほかに大事な理由があるんだ、と。

それは、ウサギが目の前のカメしか見ていなかったから、だそうです。
 
 
ウサギは目の前のカメに勝つことだけを考え、目の前のカメには負けないだろう
と目の前のカメを舐めきっていたから負けたのだそうです。

 
一方カメはというと、ウサギを相手にしていたのではなく、ゴールだけに
向かって、ただひたむきに歩を進めていった。
だから結果的に勝ったわけです。

 
非常に示唆に富んでいると思いませんか?

 
翻って今の政治はどうでしょうか?

ウサギ同様目の前のことに囚われている気がしてなりません。

以前から訴えてきていることですが、カメにとってのゴール、
つまり、この国をどうしていくのか、というビジョンが欠落しているのが
政治の現状ではないでしょうか。

ニュースを彩る暫定税率、日銀総裁問題、年金問題、後期高齢者医療制度は、
どれも暮らしにかかわる大切な課題です。
これをひとつずつ解決していくことは当然大事なことです。

しかし、問題の本質を見失い、ウサギがカメしか見ないように、目の前にある
ガソリンの値段や政権への固執などに囚われないようにしなくてはいけない。

あれだけ勢いよく目の前に広げたテロ特措法にしたって、今ではすっかり
忘れられています。
今でもテロ特措法にゴールを見据えて反対といっている野党議員を見かけません。
これはある意味残念なことです。

郵政民営化もそう。
あれだけの大騒ぎの末、目指していたものは何だったのでしょうか。
刺客といって送り込まれ、国会議員になった方々は、どういう国家のビジョンを
もっていたのか。
時がたち、そういうことすら誰も問わなくなってしまいました。


保身や政権交代のための議論であったなら、それはウサギがカメと
戦っていただけです。


本当に大切なのは、その先にあるこの国のかたちはどういうものなのか、
どういう国家を作っていくべきなのか、というゴールを常に目指すことです。

結局政治というのは、そういうところに収斂されていくべきものなのでは
ないでしょうか。
 
 
カメは、首を上げて歩き続けられないそうです。

地面を見るように歩きます。

ウサギに勝ったカメも、少し首を上げては自分のぶれないゴールを確認し、
そしてまた一歩一歩下を向きただ黙々と歩いた結果が勝利だったわけです。

 
われわれ政治家は、このカメから学ぶことが多そうです。
 
目的はウサギに勝つことではなく、ゴールにたどり着くことですから。

 
 
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2008年04月17日

これを望むに木鶏に似たり

昨日は東京でした。


政経塾に在塾中、後輩二人とともに勉強会を立ち上げました。
松下政経塾木鶏倶楽部という会。
荘子に出てくる
「これを望むに木鶏に似たり」
からとった名前です。

目の前の瑣末なことにとらわれず、物事の本質をつかみ、
ぶれない軸とビジョンを持った木鶏のようなリーダーを目指そう、
という趣旨です。

 
先日のブログにも書いたとおり、今の政治は目の前のことに
とらわれ、本当にこの国をどうするのか、というビジョンに欠けていると
思います。

われわれは、この問題意識を在塾期間から共有し、本物の
政治を目指そうと木鶏倶楽部を計画しましたが、昨日ようやく、
尊敬する先輩を会長にむかえ2年越しで実現しました。


月一回のペースで勉強会を開催します。

楽しみです。

 
 
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2008年04月22日

アサリの密猟(中身は硬めです)

ここのところ、ブログの更新頻度が落ちています・・・

申し訳ございません。

新年度になり、何かと忙しい日々が続いております。


さて、今日は浜名湖で三ケ日公共マリーナの落成式に出席してきましたが、
最近浜名湖のアサリがまた問題になっていますね。

先日も新聞に大きく載っていました。

このアサリの捕獲について、なにがよくて何がダメなんだか、
ハッキリ言ってわかりにくいんです。
漁業権は県の所管ですので、少し調べてみました。

浜名湖でよく言われている

  「岸から5メートル以内で、捕獲量は一日2キロまで」

というのは、実は法律や条令ではなく、漁協からの“お願い”
なんだそうです。
ただ、だからといって、破ってもいいかというとそうでもなく、もしこれを
犯していたら、漁協が申告すれば漁業権の侵害ということで告訴できるそうです。

一方、よく市民の方から言われている
  
  「罰金200万円といわれた」

というのは、これは4月1日に改定された県の調整規則に違反した場合の罰則。

  「“漁業”を営む場合は県知事の許可が必要」

という規則に違反した場合の罰則が3年の懲役もしくは200万円以下の罰金、という
ことです。

ただ、これはあくまでも、無許可で“漁業”をした場合に限るので、一般の人は
これにあたることはないわけです。

  「反復して捕獲しそれを金品に交換していたら“漁業”とみなす」
んだそうです。

うーん、お役所的ですね。


さらに実は、これに加えて捕獲に使う道具の規定もあるわけです。
いずれにしても、ここら辺がややこしいので、少し整理して県民の皆さんに
周知することが必要ではないでしょうか。

 
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2008年04月24日

国のかたち

昨日は静岡懸護国神社で行われた戦没者慰霊祭に出席しました。

いつも思うことですが、遺族会の方々が高齢化されていて、出席する
方も年々少なくなってきますね。
本当は、遺族の方だけでなく、この国を作ってきてくれた先人たちへ
哀悼のまことを奉げようとする若い世代も参加してくれるといいのですが。

よく愛郷心ということを言います。

私が参加しているJCでもこの愛郷心という言葉を使います。

愛郷心自体悪い言葉ではないんですが、この愛郷心の前に
やはり私は国というものを認識する必要があるのではないかと思います。

これは私が尊敬する杉並区長の山田先輩も言っています。

国家という公を個人がどう捉えるか、という視点こそが大切です。
愛国なくして愛郷はないと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、少し脱線しましたが・・・

慰霊祭の後、車を県庁に置き、新幹線で東京に。
政策研究プロジェクトの勉強会がありました。

講師は塾時代から大変お世話になっているPHPの永久常務。

塾の審査会などでは厳しくも的を射た指摘とアドバイスをたくさんいた
だいたことを思い出します。

道州制ビジョン懇談会がこのほど出した中間報告について、
成果や課題、内情などをつぶさにお話していただきました。

それにしてもこの道州制の議論、もう少し国民の間にも浸透しないといけませんね。

このまま一極集中、中央集権の形が続けば、本当に日本の将来は
危ういです。
しかし、我々国民にその危機感が足りなすぎるし、官僚はぜったいにこの
既得権益を手放そうとしない。

県だって、道州制が導入されればその存在価値がほとんどなくなるわけですから、
強硬に反対することが容易に予想されます。

しかし、このままでは日本は危ないんだと、本当にもう少し危機感を
持ってもらいたいと強く思います。


本来こうした国のかたちにかかわる問題は国政で決めることですが、それでも
地方としてもしっかり声を上げ、この議論をリードしていく必要があると考えています。


道州制にすればどんなメリットがあり、中央集権ではどうしてダメなのか、

こうしたことを今後も政治家としてしっかり皆さんに訴えていきたいと思います。
 
 

 
 
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2008年04月27日

政治家のゴールデンウィーク

GWですね。

浜松のGWはいわずと知れた浜松祭りです。
今年も延べ100万人以上の観光客を見込んでいるそうです。

そんなわけで、ここ浜松では徐々に、しかし確実に浜松祭りへの
雰囲気が盛り上がってきていますが、みなさん、どんなGWを
すごしますか?


私はといえば、今日は浜松城公園で行われたメーデーに参加。
「働く人たちの視点」
「政治は生活である」
などのスローガンを掲げるわが民主党としては、メーデーへの参加も
重要です。


さて、そんななか、山口2区の補選も結果がでました。

民主党の平岡氏が当選。

この結果をいかに見るか。
民主党はどう出るか。
自民党はどう受け止めるか。

少なくとも国民の皆さんのある一つの審判は下されたわけです。

政治に携わるものとして、国政の場で正しい選択がなされることを
信じたい。


この国が繁栄し、人々が豊かに暮らせる社会にベクトルを
向けていくことが、政治の唯一つの役割である。

 
 
明日からは伊東に視察に行ってきます。

GWとはいえ、休んではいられません。
 
 
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