みなさん、ウサギとカメの話はもちろんご存知ですよね?
今日、あるお世話になっている方から、このウサギとカメに
ついて、いいお話を聞きました。
カメがウサギに結果的に勝ったわけですが、その理由は、ウサギが
余裕綽々でカメを舐めきっていたから、というのが通説です。
しかし、実はほかに大事な理由があるんだ、と。
それは、ウサギが目の前のカメしか見ていなかったから、だそうです。
ウサギは目の前のカメに勝つことだけを考え、目の前のカメには負けないだろう
と目の前のカメを舐めきっていたから負けたのだそうです。
一方カメはというと、ウサギを相手にしていたのではなく、ゴールだけに
向かって、ただひたむきに歩を進めていった。
だから結果的に勝ったわけです。
非常に示唆に富んでいると思いませんか?
翻って今の政治はどうでしょうか?
ウサギ同様目の前のことに囚われている気がしてなりません。
以前から訴えてきていることですが、カメにとってのゴール、
つまり、この国をどうしていくのか、というビジョンが欠落しているのが
政治の現状ではないでしょうか。
ニュースを彩る暫定税率、日銀総裁問題、年金問題、後期高齢者医療制度は、
どれも暮らしにかかわる大切な課題です。
これをひとつずつ解決していくことは当然大事なことです。
しかし、問題の本質を見失い、ウサギがカメしか見ないように、目の前にある
ガソリンの値段や政権への固執などに囚われないようにしなくてはいけない。
あれだけ勢いよく目の前に広げたテロ特措法にしたって、今ではすっかり
忘れられています。
今でもテロ特措法にゴールを見据えて反対といっている野党議員を見かけません。
これはある意味残念なことです。
郵政民営化もそう。
あれだけの大騒ぎの末、目指していたものは何だったのでしょうか。
刺客といって送り込まれ、国会議員になった方々は、どういう国家のビジョンを
もっていたのか。
時がたち、そういうことすら誰も問わなくなってしまいました。
保身や政権交代のための議論であったなら、それはウサギがカメと
戦っていただけです。
本当に大切なのは、その先にあるこの国のかたちはどういうものなのか、
どういう国家を作っていくべきなのか、というゴールを常に目指すことです。
結局政治というのは、そういうところに収斂されていくべきものなのでは
ないでしょうか。
カメは、首を上げて歩き続けられないそうです。
地面を見るように歩きます。
ウサギに勝ったカメも、少し首を上げては自分のぶれないゴールを確認し、
そしてまた一歩一歩下を向きただ黙々と歩いた結果が勝利だったわけです。
われわれ政治家は、このカメから学ぶことが多そうです。
目的はウサギに勝つことではなく、ゴールにたどり着くことですから。
人気ブログランキングに参加しています。
【 おかげさまで現在ランキング上昇中です! 】


コメント (3)
現代の政治は、『政府のための政治』です。
自分たちの提案をゴリ押しするため、味方を集めて反対
意見を言う人を減らす。これでは、『独裁者』そのものです。
国民の目で見ると、郵便局を民営化するのではなく、ま
ず『政府を民営化』するべきだったと思います。借金がある
のに、まだ効率の悪い運営ばかりしています。
高齢者の年金をかっさらう医療制度。
市町村の数を減らす。
商売能力もないのに、施設を建築する。
商売知識もないのに、銀行を作る。
消費税を導入したまま。(消費税を廃止して欲しいです)
武力という名の殺人兵器を作り続ける。
更に、戦争(大量殺人)に協力する。
はっきり言いますと、お金の使い方がとても下手くそ
です。
これが、民間企業だったら1日で会社は潰れます。いえ
、信用がないので、会社自体を建てられないはずです。
国の借金は、借金を作った本人が返済するのが、道理です。
国民に返済させるのは、お門違いです。
国民の目で見ると、国の借金を減らすには。
(1)無駄に多い議員の人数を減らす(リストラ)
(2)議員の給料を、国民レベルに合わせる。
一人暮らしならば1ヶ月、20万円あると普通に生活でき
ます。このくらいの賃金で生活できないならば、はっきり
言ってお金の使い方が下手くそです。
政治家の提案に国民が不満の声を上げると、政治家の方
がよくこんな言葉を言われます。
「国民の理解を得られるように努めます。(前者)」
それは、違います。本来は次のような言葉が無ければ嘘です。
「国民の『事を理解する』ように努めます。(後者)」
前者は、『政府のための政治』
後者は、『国民のための政治』
です。
でも、まず国会がして欲しいことは、
政府の民営化
です。
投稿者: 虚空(九州) | 2008年04月28日 22:33
日時: 2008年04月28日 22:33
虚空(九州)さま、
コメントありがとうございます。
「政府の民営化」
斬新なご意見ですね!
なるほど、と思いました。
「税金は究極の他人の金」
といわれます。
それだけ無駄遣いに関する意識が低すぎるんです。
政府も役人も、自分の金だったらもっとまともな使い方をするのではないかと思います。
今後もご指導いただけますようによろしくお願いいたします。
投稿者: 源馬謙太郎 | 2008年05月08日 17:19
日時: 2008年05月08日 17:19
「政府の民営化」は、別に斬新な意見でもなんでもない
です。普通の考えです。
雑草をなくすには、葉っぱを取るのではなく、根を取
らないと意味がない。
借金を無くすには、他の機関の民営化ではなく、政府を
民営化しないと意味がない。
なのです。
無駄に多すぎる議員の数を減らすことと、給料カットに
よる倹約が一番の近道だと思います。
投稿者: 虚空 | 2008年06月19日 02:32
日時: 2008年06月19日 02:32