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外交

2006年08月24日

日本版NSCの創設

自民党総裁選も残り一ヶ月をきり、ますます安倍官房長官独走の様相を呈してきた。

そんな中で、安倍官房長官が発表した日本版国家安全保障会議(NSC)創設構想は今後の日本にとって重要なことだと思う。

日本の危機管理体制の脆弱さの一要因は、その情報能力のみ整備にあると感じる。
安全保障にかかわる情報のみならず、国家戦略のために必要な情報を独自に入手し、独自に分析できる体制を整えないと、国家の戦略も立てられないことを自覚しなくてはならない。
すべての戦略の基となるべき情報を、他国からの情報に頼っているようでは心許ないどころではない。

そしてその情報の管理は一元化するべきであり、同時に単に「〜会議」「〜局」などを作っただけで形骸化させるのではなく、きちんと責任を明らかにして運用すべきであろう。
 

2006年09月15日

安全保障シンポジウム

c01cc9a6.jpg今日はホテルニューオータニで「21世紀におけるグローバルな安全保障」シンポジウムに参加した。

このシンポジウムに松下政経塾が協力させていただいているので、招待客として招待していただいた。

主催は元内閣安全保障室長の佐々淳行氏を長とする総合危機管理講座創設委員会。
石原都知事や手嶋龍一氏ら専門家によるパネルディスカッションやジュリアーニ前NY市長の講演があったりと盛りだくさんだった。

4時間にもわたる長丁場ながら、一度も睡魔に襲われることなく、あっという間の時間だった。

juriani


やはり一番の課題は、日本の危機管理能力はもとよりその根底となる危機意識の低さではないだろうか。
この危機管理能力は国や行政にだけ必要なものではない。
ジュリアーニ前市長も、しきりに民間企業にできる危機管理があると主張していた。

そして、その危機管理は余剰効果も生み出す。
危機管理のために指揮命令系統を見直したり、組織の隙間を見直すことで副次的に業績が劇的に上がった例が911後のNYにはあるそうだ。


手嶋氏は危機管理のための情報(インテリジェンス)の重要性にも言及していた。
「(国内の通信傍受などについて)今こそ日本はインテリジェンスを確立し『安全』を確保するのか、あくまで『人権』を優先するのかを真剣に選択すべきときに来ている」と。
まさにそのとおりだと思う。

2006年10月10日

北朝鮮が核実験したけど

10月9日、北朝鮮が核実験に踏み切った。

メディアでも再三取り上げられているが、なんで今のタイミングなのだろうか。

ハッタリ外交や瀬戸際外交にしては、北朝鮮がとるリスクが大きすぎる。
アメリカや日本の反発は織り込み済みとしても、中国や韓国の面子を大きくつぶす格好になってしまったのではないだろうか。

とりわけ、面子を重んじる中国のこれからの出方が気になるところだ。


日本も本格的に安全保障を考える必要がある。
もうすでにだいぶ後れを取ってしまっているが。

日本の外交や安全保障の問題点のひとつは、何かが起こってからあわてて対処することだ。

続きを読む "北朝鮮が核実験したけど" »

2008年01月13日

テロとの戦い

国会で対テロ新法が再可決されました。

3分の2条項をつかっての再議決は57年ぶりだそうです。

みなさんはどう見ましたか?


個人的な見解を申し上げると、私はテロ特措法の延長に賛成です。


テロとの戦いの継続、日本の国際社会での影響力と地位の確保、日米関係の
重要性、パキスタンを枠組みに留めることの意味、シーレーンの安全の確保、
などなど、現実的に国際関係を分析したとき、テロ特措法の延長(今回は新法になりましたが)
は明らかに必要だと思っています。


ですから、今回テロ新法が可決され、正直ホッとしています。

民主党所属の政治家としてこんなことをいうと怒られるのかもしれませんが、
私の思想ですから仕方がありません。


しかし、今回の新法の成立の仕方に不満と不安が残ります。


こうした外交や安全保障にかかわる問題が政争の具になることは避けなければなりません。

国家や国民の安全にかかわることや、国としての他国とのかかわり方が、政権担当政党に
よって大きくぶれてしまうのであれば、2大政党制自体が怪しくなってしまう。


民主党が出した対案を継続審議にして晒そうとする自民党にも、あれだけ反対を表明
しながら採決を欠席した小沢代表にも、しっかり国益を考えて政治をしていただきたいと思うのです。


 
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2008年01月23日

更新 滞り気味です

少し更新が滞りました。

すみません・・・


上の写真は先日静岡で行われた「世界の中で日本の外交を考えるシンポジウム」の
風景です。

政経塾時代に国際政治の講師としてお世話になった添谷教授がパネラーとして出席
されるとのことだったので、神奈川の神山先輩と一緒に参加してきました。


添谷教授は「日本のミドルパワー外交」を提唱されています。

簡単に言えば、アメリカやロシア、中国のような大国的な外交を目指すのではなく、
日本としての立ち居地をしっかり定めて、身の丈にあった外交をしていこうというものです。


最近は2月議会での質問の準備や各地視察などであわただしい日々ですが、
時にはこうしてもともとの志の原点であった外交問題についても考える機会を持ちたいものです。

 
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2008年04月10日

チベットの自治

チベット問題、さらに問題が拡大していますね。
解決の糸口が見えません。

北京オリンピック開会式に出席しない表明を各国首脳がだし、
アメリカの大統領候補らもそうした姿勢を表明しています。
日本はどういう態度をとるのでしょうか。

いつも思いますが、こうした国際問題についての立場表明も、
日本は本当に遅く、日和見な気がしてなりません。
 
 
そんななか、今日はダライ・ラマ14世が日本に滞在し、記者会見を開きました。
記者会見というより、もはや演説でした。
 
 
彼のような人を本当の意味でオピニオンリーダーというのだろうなと
感じました。
オピニオンをリードする力を持っていますね。

彼はチベットの自治の確立を目指すのであって独立を目指すのではない
と中国を牽制しながらも、メッセージは明らかに中国に向けて発信されて
いました。

今後チベットとともに台湾が中国とどういう関係を築いていくのかは、
我が国の安全保障にとって重要な課題です。
 
 
先の台湾の総統選挙で当選した馬英九氏が、今後どういう路線を取って
行くかを注視する必要がありますが、それにしても馬英九氏の選挙戦の
ストラテジーも、中国に配慮しながらも「中国を牽制している」という雰囲気を
うまく国民に浸透させていたのが印象的でした。
 
 
さて。
明日は三重県に行ってきます。
議会改革についてのシンポジウムです。
片山元鳥取県知事の話が聞けるので楽しみです。

 
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2008年05月08日

Panda and Permanent Members

パンダ外交

始まりましたね。

朝日はじめ、“リベラル”なマスコミは
胡錦濤国家主席の来日を「日中関係の新たな歴史的スタートライン」
と主席の言葉を使って賛美しているが、どこら辺にどのくらいの成果
があったのか、かなり不明です。


まさにパンダの貸与が決まったくらいではないでしょうか?


日本の国連常任理事国入りを肯定
との報道もありますが、
明確に常任理事国入りを支持するとは言っていません。

今後次第ではどのようにでも態度を変える可能性はあるし、
これをもって大きな成果とは、やはり我が国の外交手法は中国の
足元にも及ばないのが今の日本の現状だなぁと悲しくなりました。


私はもともと日本の外交に問題意識を持っていました。

カンボジアで日本の外交の最前線で仕事をし、日本の外交を
他国に干渉される現実を目の当たりにしてきたことが、私の
志の原点です。

それゆえ、こうした軸の定まらない、相手の顔色を伺うような
外交姿勢を見ていると歯がゆい思いをします。

日本はもっと主体性を持たなくてはいけない。

日本人が自立心をなくし、責任よりも権利を主張し、お上に依存する
体質になってしまったと同様に、日本にも国際社会における自立心が
不足していると思います。

日本という個がどう国際社会という公にかかわっていくのか。

こういうところからこそ、外交戦略はうまれてくるものです。


 
 
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2008年06月13日

拉致問題

拉致問題について、少しだけ前進したようです。

11日12日に行われた日朝実務者協議で、北朝鮮側が
拉致問題を「解決済み」としないで再調査をする、ということ
を引き出したということです。

これはある程度評価すべきですね。
しかし、まだまだ全然不十分です。

北朝鮮側は、経済制裁の緩和なり解除という目的のため、
こうして小出しに小出しにしながら、わが国をひきつけつつ、
アメリカを牽制しています。

テロ支援国家の指定を解除された途端、またしても
「拉致などない」
といいかねません。

このタイミングで、これだけの北朝鮮側の意思表示だけで
制裁の緩和はあまりにも楽観的過ぎます。
うがってみれば、その先の段階まで実は話が進んで
いるかもしれないし、そう期待したいものです。

 
外交の場で後手に回らないよう、特に拉致問題に関しては
国家と国民の安全にかかわる重大な問題ですから、毅然として
実をとってもらいたいものです。
 
 
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2008年06月27日

嗚呼日本の外交

今日も本会議です。

さて、アメリカが北朝鮮のテロ指定を解除すると
しましたね。

45日間あるとはいえ、大変危機感を感じます。

なぜ、わが国の外交はいつもこうなんでしょうか。

今回もブッシュ政権の思惑や、ヒル国務次官補の思惑、
そして北朝鮮の思惑が交錯し、それらがこのタイミングで
こういう形に終結した感がありますが、そこにわが国の
意思はまったく見えません。

一部報道によれば、先般の北の「再調査する」というのも、
アメリカが「日本との問題も解決しろ」といったからそれに
対する北のポーズだった、とも言われています。
 
しかもそれに対して日本は制裁解除まで口にした。

なんと情けない外交でしょうか。

 
拉致問題はどう解決するのか。
 
アメリカのテロ支援国家指定は、北朝鮮にとって大きな
足かせだったことは間違いありません。
それが外されるとなれば、日本は一気に蚊帳の外に
置かれかねません。

これでも一部の勢力は、対話路線で拉致問題も
解決できると考えているのでしょうか。

 
国益を考えると、非常に危機感が募ります。
 
 
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2008年07月03日

戦争突入の意図

Their purpose, therefore, in going to war was largely
dictated by security.

-したがって、彼らの戦争に突入した目的は、主として
安全保障上の必要に迫られてのことだった。


マッカーサーの米国議会での証言です。
昭和26年5月3日、米国議会上院の軍事外交合同委員会
で行われた質疑応答の一部。


東京裁判を主導したマッカーサーでさえ、日本の戦争は
自衛の戦争であって、侵略戦争とは言っていないことを、
我々日本人は忘れてはなりません。

 
昨日のブログに関連し、備忘も兼ねて付け加えておきます。

 
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2008年11月03日

日本は侵略国家なのか?

田母神俊雄・前航空幕僚長(60)の発言が大きな波紋を呼んでいます。

先の戦争について、政府見解と違う内容を論文で発表したということで、幕僚長を更迭、今日付けで定年退職としたということ。

いったい、なんなんでしょうか。

幕僚長という立場で、政府の見解と異なることを勝手に発言したことが問題
というだけであれば、それはある意味筋が通っており、一定の理解ができます。

しかし、報道を見る限り、発言内容に目くじらを立てているような気がしてなりません。
今晩記者会見を開いたことについても「謝罪なし」「持論を展開」などと、明らかにその内容を非難しているように思えてしまう。

そういう人たちは、私たちの国を侵略国家だと思っているんですか?

私は、日本を侵略国家などと思っていません。

航空幕僚長が政府見解と違う意見を述べるということの是非ではなく、その内容だけに絞れば、私は決して間違っているとは思えない。

あのマッカーサーだって、
「Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.
-したがって、彼らの戦争に突入した目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだった。」
といっています。

なぜ、日本人だけが、自分の国を悪く言わないと非難されるのでしょうか?
村山談話があるから、日本は侵略国家、と思うことが求められるのでしょうか?
「戦争」といえば、それこそ思考停止して、「日本は悪い国でした。すみません」となってしまうのでしょうか?

東京裁判史観は、本当に改善しなくてはなりません。

私は政治家として、しっかりとこれも発信していきます。

 
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2008年11月25日

久しぶりの静岡

先週末からの東京滞在。

昨日ようやく終電で浜松に帰ってきました。

松下幸之助生誕記念シンポジウムも、300人近い方にお集まりいただき、議論も白熱し、大成功に終わりました。

 
今回のシンポジウムで討論された日米関係の将来についてですが、そのなかでひとつの鍵になるのは若いリーダー同士のつながりだという議論がなされました。

日米の若い世代のリーダーが、世界の繁栄と平和と自由の実現のために、いろいろなチャンネルで連携を深めていくことが重要だということです。

 
今回、大変微力ではありますが、このシンポジウムをお手伝いさせていただいて、また貴重な人脈もできました。
アメリカ国防大学のパトリッククローニン氏と国土安全保障研究所長のフランクシルフォ氏。
二人ともホワイトハウスを経験し、また今後も必ず要職を担う人材です。

上の写真はその二人と、クローニン氏のアテンドを担当した國田かおる塾員とともに。
國田塾員は、私の1期上の塾員で、今は「カーボンオフパスポート」というものを作ったりしながら、環境問題に取り組んでいます。
ぜひこちらもご覧ください。
帰国子女で英語がパーフェクトなので、重要な会議などでは彼女に任せっぱなしでした。
 

塾を卒業してからもこうした機会を与えてくれる、幸之助さんに改めて感謝しつつ。
 
 
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2008年12月19日

年次改革要望書

少し更新が滞りました。

忘年会のシーズンですね。
毎日毎晩いろいろなところにお邪魔をし、皆様のご意見を聞かせていただいております。


さて、先日は政経塾関係の恒例の勉強会で、関岡英之さんを講師に迎え、『年次改革要望書』についてのお話をいろいろと伺いました。

「拒否できない日本」や「国富消尽」は拝読していましたが、ご本人から直接お話を伺うのはまた格別です。
ぜひ皆さんにも読んでいただきたい著作です。

「年次改革要望書」については、著作を読んでいただくのが一番だと思いますが、要するにアメリカ政府(というより企業)の意向がいかに日本の政府方針に反映されているか、ということがよくわかると思います。
要望書にはアメリカの企業の要望が記され、日本はこれを実によく実現しているんですね。
詳しくは述べませんが、外国株を使った株式交換や郵政民営化などもこの要望書に記載されており、いかに日本がこの要望書に左右されているかがよくわかります。

一方、要望書は日米両国が交換しているわけですが、日本が出している要望書はアメリカに悉く無視されています。
情けないことです。
度量衡を変えるべき、とか、最初から無理とわかって投げやりに出してるんじゃないかと思ってしまうほどです。


私は、規制緩和が悪だとは思っていません。

なんとなく、年次改革要望書の議論になると、アメリカが言うことはすべてけしからん、規制緩和はけしからん、という短絡的な思考も散見しますが、そうではないはずです。
問題は、アメリカが言うからではなく、規制緩和だからではなく、我が国が無思考に無批判にそれを政策化してしまうことが問題なんです。

むしろ、自由な活動とその結果の適度な競争が生む活力を信じていますので、規制はなるべく少なくするべきだと思っています。

しかし、ルール、つまりある程度の規制は必ず必要なことも真実です。
自由放任しておけばいいということではまったくなく、ルールなしではどうしても脱落してしまう人も出てしまうし、それを救う社会的なトランポリンネットも必要です。

このあたりも関岡先生に率直に伺ってみました。

競争が生む活力と格差の解消のバランスをとりながら、日本が主体的に国益を追求していくためには、そのルールを作る側に立つ、ということが重要ではないか、とおっしゃっていました。

まさにそのとおりですね。
しかも私は、日本がそれに対して自覚的になることが大切ではないかと考えます。

非常に勉強になりました。

 
やはり日本は主体性を取り戻すことが第一に必要です。
 
 
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2008年12月29日

ハンティントン氏が死去

アメリカの政治学者サミュエル・ハンティントン氏が亡くなったというニュースが入りました。

 

いわずと知れた「文明の衝突」の作者で、冷戦後の世界を文明で分類、日本をひとつの文明圏として定義した政治学者です。

冷戦後の国際社会をイデオロギーではなく文明という新たな枠組みでとらえて、911テロの際には再度注目を集めました。

 

私がアメリカの大学で国際政治を選考した時、ゼミで基本図書として指定され原文で読んだことを思い出します。

初めて原文テキストを通読したのもこの「文明の衝突」だった気がします。

 

アメリカの相対的な国力の変化、世界規模の金融危機、中国やインドの台頭など、国際政治環境はこれから冷戦時代に比してますます混沌としていくと思います。

この中で我が国はいかに自立して主体性を発揮していくかが非常に大切です。

 

今、ハンティントン氏はガザの空爆をどう見ているのでしょうか。

 

ご冥福を心からお祈り申し上げます。

 

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2009年01月23日

オバマ大統領就任と日本

新年が明けたと思ったら1月ももう下旬に差し掛かりました。


皆さんお忙しいことと思います。

さて、日本時間の昨日、オバマ大統領が誕生しましたね。
さすがに生で就任式の映像を見るのはやめておきましたが、翌朝のニュースはオバマ大統領一色でした。
あの卓越した演説は目を見張ります。一種のカリスマなのだろうと、率直に思います。

しかし、日本のメディアと、一部日本人の盛り上がり方には疑問を感じざるを得ません。

なんで日本でアメリカ大統領の就任を祝う祭りをしたり、あんなに熱狂する人がいるのでしょうか。

日本で総理が新しく誕生するときや、政治家に対する反応とずいぶん温度差があります。
日本人なのに、です。



どこの国だろうが、リーダーとしての資質やカリスマ性、期待感が違うというのかもしれません。

 

しかしアメリカでは大統領の公邸であるホワイトハウスには、ボーリング場があったり、ゲームルームなんかも好きに作れるようになっています。もしこれが、日本の総理官邸だったら、マスコミや国民はそれこそひどい叩き方をするはずです。

税金の無駄遣いだと。

なにせ、総理がホテルのバーで飲むとけしからんという国ですから。
でも、こういったことに対する疑問なんかもぜんぜん出ませんね。
なぜでしょうか?

もちろん私たちの税金が直接使われているわけではないし、自分たちのお金じゃなきゃいいというのかもしれませんが、論調はそこではなく、いわゆる「リーダーの資質」なるものについていっているように思えます。
それなのに、ずいぶん他国のリーダーをうらやましがる傾向がある気がします。
こういう状況を見るたびに、まだまだ「日本はダメなんだ」的なメンタリティが刷り込まれているのかなぁと思えてなりません。


私たちは日本に住む、日本人です。
アメリカの51番目の州ではありません。
日本人にはもっと自立して冷静に他国に向き合ってほしいと思います。
それこそが日本の新の自立の第一歩です。

 

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2009年04月06日

北朝鮮、ミサイル発射に思ふ

昨日午前11時半頃、北朝鮮が人工衛星の名目でミサイルを発射しました。

浜松祭りの会所開きにお邪魔しているときのことでした。

 

それぞれマスコミなどで報じられているので、経緯や結果などについては書きませんが、何点か気付いたこと感じたことを記しておきます。

 

◇今回の日本の対応

4日には、「ミサイル発射」との発表があり、Em-netで配信。その後誤探知であったと判明するというドタバタがありました。

情報収集体制、危機管理体制のお粗末さが露呈されましたが、私はなによりも、第一次の情報がアメリカの早期警戒システムに頼らざるを得ない現状に問題があると思っています。

情報の共有ももちろん大切なことですが、まずは自前で情報を収集分析できるインテリジェンスを日本はもつ必要があります。

その上でアメリカとの情報共有を図っていくべきです。

 

そして今回は、日本に落下する可能性もないということでミサイル防衛による破壊措置(いわゆる迎撃)はされませんでした。

MDによる破壊措置をしなくても良かったということは、我が国の安全から見ればよかったわけですが、それでも今後は技術的な点など、もっとMD自体の研究を進めていく必要があると思います。

いつでも防衛できる体制を整えておくことは、我が国の平和と国民の命を守る上でなによりも大切です。

 

◇北朝鮮の思惑

日本側から見れば、今回の北朝鮮によるミサイル発射は、可能な限り事前に阻止したかったということは間違いありません。

他国からも強く非難された今回のミサイル発射ですが、北朝鮮がそれでも踏み切った背景には、国連外交や六カ国協議の限界があると思えてなりません。

確かに国連安保理で非難決議を行ったとしても、北朝鮮があくまでも人工衛星だと言い張る限りは、特に中国ロシアは非難し切れません。

実際、北朝鮮は今回の件も、(軌道には何もないのに)人工衛星が無事に軌道に乗ったとか、その衛星から金正日をたたえるメッセージを地上に送っているなど、おかしな発表をしているとのことです。

 

こういう国を相手に、日本がどのように外交を展開していくのか。

これは本当に我が国が真剣に考えていかなくてはならない過大です。

しかも、北朝鮮はたくさんの日本人を拉致し、いまだにその被害にあわれた方たちを国内にとどめていて、それをも外交カードとして使ってくる国なのです。

 

対話で解決。

理想論としてそれはもちろん結構です。

しかし、現実問題として、それが国際社会において通用するかを考えなくてはなりません。

軍事力というのは、外交の裏づけにもなり、また世界の平和と安定のためのツールでもあるということから、平和ボケしてしまった日本は目を背けてはいけないのではないでしょうか。

 

◇今後の外交防衛問題

一部報道などでは、「今回のことをみんな騒ぎすぎ」などといっている向きもあります。

こういう考えが私は恐ろしいと思います。

日本の上空を長距離弾道ミサイルが飛ぶということ、成功すればそれは軍事目的に使用される可能性が高くなること、しかも発射する国は日本人を拉致する独裁国家であるということ、これらを考えれば騒ぎすぎということはまったく当てはまらないのではないでしょうか。

 

上述しましたが、日本にはまず自前で情報を収集し分析し活用できるインテリジェンス機能をしっかりと築くこと、そして国家と国民の安全を守る体制を常に整えておくことが必要です。

国際社会では、すべての国がわれわれと同じように考え行動するわけではなく、いろいろな考え、体制、やり方をもったアクターがいるわけで、彼らの中に入っていかに国益を損なわずに人類全体世界全体の幸福を作り上げていくかが、本当の意味での外交であると思っています。

 

先日屋山太郎先生から、1つの文はなるべく50文字以内に収めるのが良い、と教えていただいたばかりなのに、長いセンテンスを書いてしまいました。

 

 

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2009年05月26日

写真の人物は河嶋功一さんか?

北朝鮮が先日のミサイル発射に続き、核実験をしたとの発表がありました。

 

北朝鮮が核を保有することによる脅威と、いまだ解決していない拉致問題を抱える我が国としては、非常に由々しき事態といわざるを得ません。

今回は国連安保理も非難決議に向け動いているようですが、我が国が毅然とした態度で臨むこと、そしてその態度を各国が支持してくれることを期待しています。

 

さて、そんななか、またしても気になる情報が。

本年4月5日に北朝鮮がミサイルを発射した際、金正日とミサイル開発技術者が撮った記念写真の中に、浜松出身で、拉致の可能性が濃厚な河嶋功一さんによく似た人物が写っているとの報道がありました。

警察関係者による写真鑑定などでも、これだけの写真で同一人物と断定するのは難しいが、他人であればこれだけ一致するのは珍しい、とのこと。

特定作業を進めると同時に、北朝鮮がこの写真を流出させた意味などをしっかり想定する作業が必要です。

インテリジェンスの攻防では、我が国は残念ながらまだまだ未成熟ですから。

 

浜松ブルーリボンの会会員の一人としても、しっかりと今回のケースはフォローしていきたいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

神の子山本KIDが負けてしまいました。

500何日かぶりのマットということもありましたが、それにしても残念です!

 

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2009年11月09日

カンボジアとタイ

今日11月9日は、カンボジアの独立記念日です。

この日はカンボジアは休日となり、大変賑わう一日だったことを覚えています。

そんなカンボジアですが、タイとの関係がまた不安定になっています。

元々感情的な対立があった上、国境を巡る攻防があった両国ですが、今回も多分に政治的な対立になりました。

私はカンボジアで長く仕事をしてきた経験から、国民の中にタイに対する悪感情はそんなにありません。

もちろん、経済格差を背景とした羨望の気持ちや、やっかみの気持ちを持っている人は多かったですが、国そのものを恨んだりする気持ちはないわけです。

 

という意味で今回の、タクシン元タイ首相をカンボジア政府の顧問に招聘するというアクションは、タイ憎しという感情からではないと私は感じますが、それでもタイ政府やタイ国民を刺激したことは間違いありません。

 

しばらくこの両国の動きを注視したいと思います。


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2009年11月20日

戦災と平和展

今日は戦災と平和展の開会式に出席してきました。

浜松市の戦時中の写真や目黒区所蔵の写真や焼夷弾の破片なども展示されていました。

 

浜松でも2000人以上の方が空襲でなくなった現実があります。

 

空襲でなくなった方の遺体が横たわる写真や、廃墟と化した東京や浜松の町並みが写った写真などを見ると、つくづく平和の大切さを痛感し、戦争は繰り返してはいけないと感じます。

 

それでは戦争を繰り返さないためにはどうしたらいいのか。

 

それこそが政治が取り組まなくてはならない課題です。

 

軍備を放棄して、ただ平和平和と叫んでいれば国民の安全は守れるのでしょうか?

憲法を守ってさえいれば、隣国からミサイルが飛んでくることはないでしょうか?

隣国のミサイルは、本当にただのブラフでしょうか?

 

国際社会は、日本の価値観だけでは推し量れない多様な価値観が存在し、それが互いに牽制しあい利害が衝突する世界です。

その現実の中でどう日本が安全を守り、世界の平和に向かっていくかを考えていかなくてはいけません。


そんなことを感じる式典でした。

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