政界は動くか、また今まで通りか。

2014.01.17

2014年もあっという間に半月が経ちました。
今年に入ってからも街頭演説、そしてご挨拶周りと活動を続けています。
最近ではよく「この前街頭演説しているのを見ました」と、初めてお目に掛かる方から言われることも増えました。
とてもありがたいことですね。
さて、今年は政界が大きく動く年になるのではないかと思います。
国民の消極的選択から多数を持った自民党政治が、いい結果を出し続ければ何も問題ないわけですが、それでもやはり行き過ぎたらちょっとまてよ、という勢力が必要です。
先日、尊敬する先輩からこんなお話を伺いました。
「政治とは、人が歩くのと同じで右足を出したら次は左足を出さないと前に進まないのだ」と。
右足、左足は、イデオロギーとは全く関係ありません。
保守か革新かでいえば、むしろ右足も左足も保守であるべきと思うので、ここは誤解のないようにお伝えしておきます。
なにかの政策や方向性が、あまりにも大きく前に一歩踏み出し、そちらに全て流されていたら、右足だけ歩を進めて結局ぐるぐると回っているだけになります。
こちらの方向に進んだら、次はあちらの方向を前に出す。
財政出動したら、緊縮財政で引き締める。
バラマキが過ぎれば修正する。
既得権益を過剰に保護したら、バッサリと切る。
こんなことだと私は理解しています。
自民党がだめとか、維新の会がいいとか、そんなことではなく、与党にできないことを推進する前向きな野党が必要なんです(なんでも反対の野党はいりません)。
しかし、中央を見れば、相も変わらず自らの政党のことしか念頭にない政治家ばっかりです。
野党再編は必要としながらも、自分たちの政党が中心じゃなきゃいけない、なんて、まったく自分本位、国民はそんなことはどうだっていいことだと感じているはずです。
維新の会は橋下代表が言うように、「維新」にこだわらない、としています。
これこそあるべき姿じゃないですか。
私は、こういう姿こそ、維新の会の維新の会たる所以だと思っています。
すべては日本のため。