空港三昧

2008.09.10

政局はますます混迷といった観がありますが、

みなさんいかがお過ごしですか。





さて、月曜からの東北地方視察も今日が最終日。
今新幹線で浜松に向かっているところです。





今回は空港利用促進について、特に2次アクセスが主な研究課題でしたが、

比較的先進的な取り組みをしている秋田県と、

キビシイ状況にある岩手県の両事例を見ることができました。



結論的なことからいえば、静岡空港もやはり難しそうだなと感じます。



おそらく、県当局のこれまでのやり方をみていると、静岡空港にも

「エアポートライナー」という乗り合いタクシーを導入したいんだろうと

思いますが、果たしてこれが静岡のニーズにマッチするのか、それで

利用が促進されるのかは、慎重に議論すべきです。



他県がやってるから

という理由付けはやめなくてはいけませんね。



特に他県がやっているように、この仕組みに県が補助金をいれて立ち上げるのは

慎重になるべきです。



もちろん、しっかりとしたマーケット調査やシュミレーションに基づいて

何年後には補助金を廃止しても大丈夫という出だしならいいですが、

とりあえず始めさせて、いざとなったら補助金もさっさと打ちきる、

なんてことになったら、制度の継続は不可能になります。



私はやはり、行政の関与は最低限にして、民間が率先して参入できる2次交通
システムにすべきだと思っています。





しかし一方で、空港をあくまでも社会資本と考えるならば

ある程度の公共性があるべきだとの意見もわかります。



そう考えれば、やはり新幹線に止まってもらうのがベストなんですよね。

せっかく真下に新幹線が通ってるんですから。



もしくは、東名高速からの直通連絡道路です。



これがあれば、大分利便性もあがり、利用促進に繋がるのではないでしょうか。



みなさん、利用者の立場からみていかがですか?



ご意見をぜひお聞かせください。



これこそがまさにインタラクティブなブログの価値ですから。






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