国籍法改正!!

2008.11.19

国籍法の改正案が衆議院を通過しました。
恐ろしい話です。
今回の国籍法の改正案は、つまり、父親が認知さえすれば日本国籍を取得できるようにする、という内容のものです。
今後は日本人である父親が「自分の子」と認知するだけで国籍が与えられるようになるのです。
「人権擁護法案」然りですが、こういう法案がどんどん通過してしまう今の日本に危機感を感じざるを得ません。
ちなみに人権擁護法案は、何らかの行為が「著しく不快」と感じただけで、人権委員会に「人権侵害案件」として訴えることができるものです。
「言ったもん勝ち」みたいなことになり、訴訟が乱発し、民主主義の基本である表現の自由が著しく損なわれる危険性があるわけです。
この国籍法、何が問題なのか。
つまり、日本国籍を誰でも簡単に取れてしまうということです。
私は基本的に、国籍の問題は、少なくとも慎重であるべきだという立場です。
あんまりどんどん国籍を与えるというのは、国の根幹にかかわる重大な事件につながりかねないからです。
外国人の参政権についても、私は国籍を取得すれば付与すべきと考えているため、なお一層慎重でなければならないと思います。
諸外国でも国籍を簡単に取得できる国(一部途上国は除いて)などありません。
アメリカのように国籍を取得する際に国に忠誠を誓うことがあるべき姿だと思います。
念のために申し上げますが、これは民族とか血とかそういう問題ではありません。
私が外国で国籍を取得するなら、その国に忠誠を誓い、その国にお世話になるとともにその国のために役に立とうとしますし、それが国家と個人のあり方の基本ではないでしょうか。
しかしもちろん、生まれてきた子供に罪はなく、国籍が与えられないというのはある意味不幸ではあります。
しかし、こうした不幸を罪のないわが子に背負わせてしまう可能性があるということは、親になる前に大人が考えるべきことです。
かわいそうだから社会を変えるんじゃないんです。
大人が責任を持つんです。
それにこうしたことを考えることが、外国人女性絡みの売春などを防ぐ事にもつながりますし、外国人女性を守ることにもつながりますよね。
本当に国籍を取得できずに困っている場合はともかく、これが悪用されれば金銭で簡単に国籍が与えられたりすることが起こりえます。
刑罰も、偽って届け出た場合は、1年以下の懲役または20万円以下の罰金。
日本の国籍って、こんなに安いものなんでしょうか。
それにしても、マスコミもなぜこういう問題には一切目を向けず、自然に日本がおかしくなっていくのを見過ごすのでしょうか。
 
 
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