人はなぜ選挙に行かないのか:めんどくさいから

2015.02.06

今日から新しくできたチラシと、ミニ集会のお知らせをセットにしてポスティングをさせていただいています。

こんにちは、静岡8区のげんまけんたろうです。

2月に入り、統一地方選挙も近くなってきました。
衆議院選挙としては史上最低の投票率だった前回の選挙を考えると、また今回の統一地方選挙も投票率が心配です。

なぜ投票率が低いのか

調べてみると、特に投票率の低い若い世代がなぜ選挙に行かないか、という興味深いまとめがありました。

実は投票の仕方がわからない、とか、政党が多すぎてわからない、とか候補者のことをそもそも知らない、など、なるほどと思わされました。

若年層のみならず、選挙に行かない理由は要するに大別すれば、
「めんどくさい」
「意味がない」


この2つが主な理由なんだと思います。


選挙に行くモチベーション

これらの理由は、どこの国においても同じはずです。
確かにアメリカやフランスなどは投票率が低い。

アメリカ 59.32%(2012年)
イギリス 65.77%(2010年)
ドイツ 71.55%(2013年)
フランス 55.40%(2012年)
イタリア 75.19%(2013年)

あーそうか、じゃあ日本だけじゃないならいいや、ではダメなんです。これは後述します。

一方で高い投票率を維持する国々もあります。

オーストラリア 93.23%(2013年)
シンガポール 93.18%(2011年)
ベルギー 89.37%(2014年)
キプロス 78.70%(2011年)
フィジー 84.60%(2014年)

これらの国は罰金などのペナルティがあることで有名です。
賛否両論あるのはもちろん承知のうえですが、ペナルティも含めて日本の選挙のあり方、民主政治の仕組みを考えていくべきではないかと私は思います。

(*これらのデータはこちらのサイトを参考にしました)


「めんどくさい」の対処法

期日前投票が浸透し、以前よりはハードルは下がったと思います。しかしまだまだわざわざ足を運ぶのはめんどくさいかもしれません。
寒かったり雨雪が降ればますます投票率が下がるというのもわからなくもありません。

やはりネット投票を導入して、スマホやPCで投票できるようになればだいぶこのハードルは下げられるのではないかと思います。

コストやセキュリティの面から反対される人もいますが、長期的に見ればコスト以上の効果はあると思いますし、多くの方がクレジットカードを使ってネットで買物をする時代ですから、技術的には問題ないはずです。

なぜ導入しないかといえば、導入したくないからに違いありません。


選挙は行かなくてもいいのか

選挙権というからか、よく「投票に行かない自由」などという論調を目にします。

その自由に私は違和感を感じます。

自分だけが不利益を被る、結果責任が生じるならまだいいですが、我々の投票行動は次の世代にまで影響します。もちろん他者にも。
国民の義務として、また大人の責任として、次の世代がどういう社会に暮らすかを決めていかなくてはいけない、そのための意思表示をする必要があると考えます。

ラオスやベトナムは投票率が99%を超えます。
北朝鮮は投票権すらありません。
我が国も普通選挙は70年ほど前にできるようになったばかりです。

選挙に参加できるということは当たり前ではないことを、少し思い出す必要があるのだと思います。

いや、それでも選挙に行かない自由もある、行く意味が無い、めんどくさい、そういう人は、選挙権を返上してもらえばいいのではないかなと。

シンガポールのペナルティは選挙人名簿からの抹消です。
つまり、選挙権がなくなるわけです。
これも行けない事情もあるかもしれないので、3回連続で棄権したら選挙権をなくすのはどうでしょうか。

ペナルティとか、剥奪とかいうと拒絶されるかもしれないので、返上してもらうなり、一定期間の停止でもいいかもしれません。


賛否両論あると思います。ぜひご意見をお寄せください。

しかし、これらの考えは、政治家がまず自ら襟を正し投票に足る政治家になること、少なくとも政治不信を招かない政治をすること、が大前提であることを付け加えておきます。