今朝のニュースで、ロシアのミハイル・カラシニコフ氏が死去したことを知りました。 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260220.html 世界中で使用されたAK47という自動小銃の設計者。 私がカンボ…
久しぶりに小型武器問題についての更新になった。 前回はBuy-Backという方法を紹介したが、かえって武器の移動を促進する一面もあると説明した。 これに代わるものとして、一時小型武器回収のスタンダードとされたスキームが有名な、「開発のための小型武器回収プロジェクト Weapon…
忙しさにかまけてまったく更新できなかった。 松下政経塾に入塾して約1ヶ月たったが、カンボジアから帰国してから引越しだなんだでまだまともに休んでいない気がする・・・ 4月19日から21日にかけて、北京で小型武器に関する国際会議が開催された。 国連軍縮局、日本政府、スウェーデン政府、…
小型武器を回収する・・・ 刀狩りの歴史を持つ我々日本人からすると、一見単純な作業のようにも聞こえるけど、実はそうでもなく、いろいろな方向からアプローチしていかなくてはならず、これまでも国連やEUが世界各地で取り組んできているが、それらもすべてがうまくいっているわけではない。 むし…
JSACが行っている小型武器対策のプログラムは、「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」という名称である。 このプログラムは私が2001年4月に外務省から委託を受けて立案、提案したものであり、日本としては初めての小型武器に特化した直接的平和構築プロジェクトとな…
そもそも、小型武器とはなんなのか。 国連が規定した小型武器の定義によると、 一人で運搬し使用する「小火器」と、2,3人で運搬・使用する「軽兵器」の総称 ということになる。 わかりやすく言えば、拳銃や自動小銃などから、大きなものでは携帯用対戦車ミサイルなどまでの武器のこと。 「小型…
2月10日付の読売新聞国際版に、先日の小型武器破壊式典の様子が掲載された。 こうして我が国が平和構築に積極的に取り組んでいる事例を報道してもらうことは非常に意義深い。 特に小型武器問題はまだまだ日本では認知度が低いため、できれば国際版じゃなくて国内版でも紹介してほしかった。 最近…
カンボジアにはそもそもなぜ50万丁とも言われるほどの小型武器が存在するかというと、一言で言えばやはり長い内戦の爪痕ということになる。 30年もの間続いた内戦時代に使われていた武器が出回っており、民兵として戦闘に参加していた人たちが当時の武器をそのまま持っていたり、ポル・ポト派が各…