カンボジア観光のススメ(その1)

2005.01.20

a175c1e4.jpg今日からは何日かに分けて、カンボジア観光のススメを書いていく。
多くは以前友人宛に発行していたメール版「ボジア通信」からの抜粋だけど、一部変更があるかもしれない。基本的にはあまりガイドブックには書いてないところを中心に書くつもり。
最近は日本人旅行者も増えてきて、バックパッカーや長期滞在の旅行者達も増えてきた。それはそれで悪いことではないけど、所謂日本人旅行者のたまり場とされている場所で児童売春なんかの情報交換をするのはマジでやめてほしい。日本人として非常に恥ずかしい、つうか、そういう奴らは来なくていい。これについてはまた今度改めて書くけど。
そして、そんななかで物知り顔の人たちが「カンボジアっていうのはさぁ」なんて語ってるのをよく耳にするけど、私に言わせてもらえば軽々しくそんな風に語ってもらいたくない。私がアンコールの壮大な風景と内戦の爪痕が混在するカンボジアを思うとき、一言では語れないものがある。私が回収を進めている小型武器の蔓延もあり、また児童買春などの深刻な社会問題も内包しているカンボジアである。
このブログを見て、カンボジアについての一つの見方ができたり、カンボジアをもっと知りたい、カンボジアに来たい、と思ってくれる人が増えることを願っている。
まず第1回目は、アンコール遺跡群の説明から。
1.アンコールワット(寺の都市):
いわずと知れた世界遺産。写真では見たこある人も多いと思うけど、やっぱり実物を見ると少なからず感動する。
友達が来るたびに行くことになるからもうかれこれ7,8回は行ってると思うけど、毎回やっぱりすごいと感じる。


簡単に言えば昔の王様が作った寺なんだけど、寺にしちゃでかすぎる。
ちなみにアンコールワットとは、寺の都市という意味。都市みたいにでかい、という意味(多分)。
アンコールワットが場所の名前みたいになっちゃってるけど、ほんとはアンコールワットやそのほかの遺跡群がある場所の名前は、シェムリアップ。
周りが堀で囲われてるし、壁画などをくまなく見ててっぺんまで登ると、もう降りるのがかったるいくらいでかい。
アンコールワットに入るときに買ったつめたい水が、出るときはぬるくなってるくらいでかい。
デバダーという、なんか彫刻みたいのがあるんだけど、もちろん手で掘ってあるから一つずつ表情が違うんだけど、一体だけ歯を見せて笑ってる奴がいるのと、インドに行こうとしてボジアに来ちゃった江戸時代の日本人の落書きなんかが見どころ。こういう見どころはもちろんガイドブックに書いてあるんだけど、最初は見つけづらかった。今はもうガイドブックなしで無駄なく且つ最短距離で見どころのみを回れるようになったかも。
しかし何がすごいって、こんなでかい物を作れた王様がいて、しかもそんな国があっという間に滅びたこと(タイ(シャム)にやられた)と、それが密林に埋もれててそれを探検家が発見したこと。
でかさがわかんないといまいちイメージしにくいと思うけど。
詳細や歴史などについては歩き方などのガイドブックを参照のこと。