八ッ場ダムは中止すべきか

2009.09.21

鳩山新政権が発足して早速動き出した各閣僚のみなさん。

テレビなどの報道で皆さんもごらんになっていると思います。

注目の大臣は、長妻厚生労働大臣がトップで、藤井財務大臣、管副大臣、原口総務大臣などに票が集まっているようです。

私としては、なんと言っても前原国土交通大臣と原口総務大臣です。

お二人とも政経塾の大先輩で、特に前原大臣には公私ともにいろいろとご指導をいただいているので、今回の大臣ご就任は本当にうれしかったです。

 

八ッ場ダムの建設中止の問題や、高速道路無料化の問題など、国民の関心の高い課題が集中しており、連日メディアでも注目されています。

私は、やはり八ッ場ダムは中止すべきだと思っています。

これは「マニフェストに書いてあるから」ではなく、57年も前の時点で「必要」だったからといって、これだけ年月が経てば時代に合わせて見直す必要があり、将来負担を考えれば今勇気を持って中止しておく方が将来のためになると思われるからです。

もちろん、地元の方の「ここまで時間がかかって、これまで妥協しようやくたどり着いた苦労をどうしてくれるんだ」 というご意見もよくわかります。

しかし、感情論に流されて、将来への負担を軽視してはならないし、こうした「税金の使い方を見直す」ことが今回の選挙で国民が民主党を選んだ大きな背景にあったのではないかと思います。

地元住民の皆さんのお子さん、お孫さんにもランニングコストが税金としてかかってくるのです。

 

すべての政策は、すべての人にとってバラ色ではありません。

国の行く末を決めるには、時には勇気を持って英断を下す必要があるときもあります。

政治家がこういう時に、自らの保身のためにあっちにもいい顔、こっちにもいい顔をして、結局政策を決定できないというのが、最悪の政治です。

 

私の八ッ場ダムに関する意見は別として、尊敬する前原先輩は、必ず日本のためを考え、日本のために正しい道をご選択されると信じております。

 

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私たち政経塾生は、「卒塾したらすぐに大臣を務めるくらいの気持ちでやれ」という、松下幸之助の教えを受けています。

今自分が大臣だったら、国のリーダーだったら、どういう政治をするかを常に考えておけと教えられています。

そういう心持ちがない限り、この国の舵取りなどとてもできないはずだし、そういう心構えをしていれば官僚が用意するペーパーを読むなどということはしないはずです。

 








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