地震のニュースが続きます

2008.06.15

東北地方で大きな地震がありました。
現在の報道では、9人の方が亡くなり、12人の方がまだ
行方不明とのこと。
亡くなった方のご冥福を心からお祈りし、また被災された方
そのご家族にお見舞い申し上げます。
 
中国四川省の地震、今回の地震と、地震のニュースを
みるとやはり東海大地震のことが気になります。
30年以内に90%以上の確立で発生するともいわれている
東海大地震に、我々はどのように備えていくべきなのか。
昨年総務委員会で防災の問題にも積極的に取り組んで
きましたが、まずはやはり家屋の耐震化です。
地震で亡くなる方の圧倒的大部分は家屋等の倒壊に
よる圧死です。
まずは家屋が倒壊しないように備えることが大切です。
 
県は昨年、一定の条件付ながら、耐震シェルター導入への
助成を決めました。
前にもこのブログでお伝えしましたが、お年寄りの一人暮らしの
お宅や、寝たきりの方の部屋などには耐震シェルターは有効です。
しかし、耐震工事は高いからシェルターにしたい、というのは
考えものです。
もちろん、命が助かる可能性が高まるのはいいことです。
しかし、さて、一命は取り留めたがシェルター以外の部分が
倒壊してしまったらどうでしょうか。
避難所へ行くことになります。
避難所の生活というのは、本当に過酷なんです。
たくさんの人と一緒に生活しなくてはいけない。
トイレも汚くなりがちだし、プライバシーもほとんどない。
寝るのも固い床の上だし、他人のいびきも響き渡ります。
肉体的にも精神的にもかなり疲労する様子を、私は被災地の
現場でも見てきました。
それより、家がしっかり耐震化されていれば、災害後も
家に住むことができるわけです。
これは大きな違いです。
さらにいえば、行政コストの面から見ても、避難所で生活する方
が少ないほうが、もちろん効率的なわけです。
 
 
このあたりをしっかりと皆さんにお伝えしていかなくては
いけないと思っています。
 
災害に備え、私たちの暮らしを守っていく。
大切な政治の役割です。
 
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