【浜松市 保育所】【衆議院議員 げんまけんたろう】保育の分野における人材確保の問題点

2021.03.04

 こんにちは。衆議院議員の源馬謙太郎です。先日、衆議院予算委員会分科会にて、質疑に立ちました。


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 少子化が深刻な課題となっている我が国において、子育て支援は最重要課題です。なかなか解消されない待機児童の問題などの背景には、保育士の人材不足があります。今回は国会でこの問題について取り上げました。

 まずは保育士の待遇について。保育士の月額平均賃金(賞与も月割り換算)は、全産業の平均賃金と比較して11.5万円安くなっています。この差を埋めていかなくてはいけないのに、政府は「女性の保育士の平均賃金と、全産業の女性の賃金の差2万円を埋める」ことを目標としています。これはおかしいと指摘しました。これでは女性の賃金が男性より低いという現状を容認していることにもなりかねないし、男性保育士のことは念頭にありません。ちゃんと認識を改めて、全産業の男女問わずの平均賃金に近づけることを目標にするようにと要望しました。

 そして保育士の就職に利用されることが多い有料紹介事業所についても取り上げました。保育業界では、こうした有料紹介事業所を通して保育士が就職・転職することが年々多くなってきていますが、手数料が25~30%もかかったり、紹介しておいてすぐに別の保育所に移らないかと勧めたり(また手数料が入ります)、その際に「お祝い金」を支払って転職を勧めたりする業者も存在します。保育所は税金で運営されておりこうした法外な手数料に使われるお金は、本来は保育士の待遇改善などに使われるべきです。政府もこの問題は認識しているようでしたが、対応は後手後手でほとんど機能していません。「お祝い金」は4月から禁止にするそうですが、これだけでは不十分です。さらに政府は「厚労省のHPで優良事業所を紹介している」と胸を張りますが、見てみるととても分かりにくいし、優良事業所も全国で19しかない。そもそも、就職を希望する保育士も保育所も厚労省のHPには辿り着きません。HPを作っても、見られないと意味がないという認識がまだ足りません。就職先を探すなら普通に考えて「保育士 就職」などと検索します。しかしその検索結果からは厚労省など全く出てこないのです。今回は保育士の待遇を取り上げましたが、すべての働く皆様が働きやすい環境整備のために、引き続き全力で取り組みます。

 

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
衆議院議員 静岡8区(立憲民主党)。 1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。 松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票の悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)
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