カルデロンのりこさん

2009.04.15

カルデロンのりこさんの両親が13日に強制退去処分になりました。

 

92年から93年にかけて、他人名義のパスポートで不法入国し、不法滞在のままのりこさんが生まれ、母親の逮捕をきっかけに国外退去処分となりました。

 

在留特別許可を願い出ていましたが、当然これは却下され、13日に両親は強制退去になったという経緯です。

 

当初、「のりこさんがかわいそうだから3人で一緒に住めるようにすべきだ」という反応が起こったとき、心から不安を感じました。

確かに何も知らずに日本で生まれ育ったのりこさんの身に降りかかったことはかわいそうです。

私も同情を禁じ得ません。

しかし、それとこれとは別なんです。

もし、今回の件で両親にも滞在許可が出てしまったら、これから不法入国が増える危険性があります。

「日本は不法入国しても何年か耐えれば滞在許可が出ますよ」

と宣伝するようなものです。

 

確かに残される子供はかわいそうです。

でも、だからこそ、親は自分の行動に責任を持って、 子供を不幸にしないようにしなくてはいけないはずです。

 

のりこさんに対しては特別に滞在を許可する措置を行ったし、至極当然で、温かみもある対応だったのではないでしょうか。

さすがに最近は同情論も下火になってきたようなので安心していますが。

 

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