松下からPanasonicへ

2008.10.02

とうとう松下電器産業が社名を変更しました。
Panasonicも大分浸透していたので、
消費者にとってはそんなに大きな違和感はなく
受け入れられたかもしれません。
しかし、曲がりなりにも松下ファミリーの一員である
政経塾出身者としては、「松下」の名前や「National」
ブランドがなくなるのはやはり少し微妙な気持ちです。
しかし政経塾はもちろん今後も松下政経塾ですのでご安心を。
 
さて、昨日は恒例の歴史観国家観の勉強会木鶏倶楽部。
山田宏杉並区長からまたいろいろとご指導をいただきました。
国家観の涵養のため、ハイエクの「隷属への道」を
テキストにして勉強していますが、
話は頼山陽の「日本楽府」から昨今の米国金融危機にまで及びました。
昨年のサブプライム問題から始まり、
先日の米下院での金融安定化法案の否決など、
確かに米国の金融経済が不安定です。
これをもって、「新自由主義の敗北である」などとする
向きがありますが、本質はそうではないんですね。
こういう主張をする人は、自由主義=自由放任主義だと
勘違いしているのです。
ハイエクは自由には規制が必要であると明確に述べています。
ルソーの言う「よく規制された自由」
イマヌエル・カントが言う「人間は、他の誰にも従う必要がなく、
ただ法律に従えばいいという時にのみ、自由なのだ」

ということです。
今回の金融危機は、確かにこうした規制や枠組みが
不十分だったために起こったという一面があると思います。
しかし、これは「自由こそ目指すべき社会のあり方である」
という自由主義そのものが間違っていたわけでは決して
ないんです。 
 
そして、山田先輩からは貴重な教えもいただきました。
その1.今求められているリーダーに必要なものとは
 ①圧倒的な教養に裏付けられた大局観
 ②いざとなったら国家のために命もなげうてる気概
その2.WBCの監督には清原氏を。
 そしてヘッドコーチには桑田氏を。
 絶対盛り上がります。日本が元気になるはずです。
 
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