目指す国の姿

「この国に生まれてよかったと、誇りに思う日本を次の世代に。」

日本はいうまでもなく、素晴らしい国です。
豊かな季節と美しい自然はもちろん、長い歴史や伝統文化は誇るべきものです。そしてなにより、他者を思いやる心や道徳心は、先の東日本大震災の際も世界中の人の心を打ちました。
まさに自慢の国です。

その自慢の国が今、危機に直面しています。国力も衰え国民も自信を失ってしまっている気がします。
その背景には何があるのでしょうか。

経済政策や社会保障のみならず、憲法、税のあり方、教育、歴史認識、外交、安全保障など、次世代のために今を生きる私たちの世代で決着をつけておかなくてはならない課題が山積しているにもかかわらず、私たちはいつの間にか「いま」しか見なくなってしまったように思えてなりません。子供達の世代のためにどのような国にしていくべきかをすっかり置き去りにして、政治家は「いま」さえよければいいと、次の選挙と党利党略のために聞こえのいいことを叫び、そして国民もどこの党が「自分」のために何をしてくれるのかと問うようになりました。

これが日本の大いなる危機の根源だと思います。
日本の政治の質が著しく低下している今、「いま」さえよければ、「自分」さえよければいいという政治を変えていかなくてはいけません。

どうせ政治なんか変わらないと、諦めてしまっている方も多いと思います。
自分が選挙に行っても、大きな組織票にはかなわないと無力感を感じているかもしれません。
しかし、一人一人が動いて政治家を選べば、必ず政治は変わります。
今の暮らしのためではなく、私たちの子供達の時代を決めるのが政治です。保身に明け暮れていた今までの政治家にはできなかったことを、私にやらせてください。私のためではなく、この自慢の国日本のために。

私はこの国に生まれてよかったと誇りに思う国を次世代のために残していくため、必要だと信じることを、これからも訴え続けてまいります。
前回の落選から大変厳しい環境ですが、それでも次の選挙のために聞こえのいいことをいうような政治は絶対に行いません。
どうかそんな私の志を応援してくださいますようよろしくお願い申し上げます。


平成二十四年

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