消えた「蔡英文総統」の文言

2018.02.14

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2月8日に首相官邸HPに公開された、台湾東部で発生した地震をうけた安倍総理からのお見舞いメッセーから、「蔡英文総統宛て」という文言が消えていたということを、こちらのネット記事で知りました。

官邸・台湾総統宛てメッセージ変更は「日本の主権」を脅かす大問題

もともと台湾メディアの自由時報が報じたことが発端だそうですが、これは看過できない問題です。
しかも中国が「台湾総統」という呼称を使うことに遺憾の意を表明しているということで、これに配慮したものであったらなおのこと我が国の主権にかかわる問題です。

そこで、早速質問主意書を2月13日付で提出させていただきました。



質問は4点。
1 「蔡英文総統」の宛名はいつ削除されたのか、その理由は何か。
2 削除の判断は誰によってなされたのか。
3 他国から削除の要請、または他国に配慮する意味合いはあったのか。
4 宛名を元に戻す予定はあるか。

昨日質問主意書を提出したタイミングで、菅官房長官は記者会見で宛名削除の事実を認めました。
「より広く台湾の皆さんへのメッセージとして掲載することが適当だと判断して変更した」ということです。

おそらく質問主意書への答弁もこれに即したものになると予想されますが、それだったら今まではどうだったのか、など、第2弾の質問主意書も提出していきたいと思います。

また、答弁が出ましたら、ブログで公開します。

それでは、また。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
希望の党 衆議院議員・元静岡県議会議員。

1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票の悔しさをバネに、2017年衆議院選挙初当選(比例東海)。



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