これだけ街中に電柱電線が溢れているのは日本だけ。

2017.01.22

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今日も新年会が続いています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

こんばんは、静岡8区のげんまけんたろうです。

先日収録させていただいた毎週金曜日14時45分からのラジオ番組「けんたろうの視点」(FM Halo!)で、「無電柱化法案」について取り上げました。

前の国会で議員立法で成立したこの法案、電線を地中に埋め電柱をなくしていこうという方向性に沿って、浜松でもどんどん進めてもらいたいということをお話ししました。

そんな時にちょうどのタイミングでこんなニュースがありました。

緊急輸送路で電柱新設禁止 静岡県、大地震に備え(静岡新聞)


無電柱化を進めてもらいたい理由は、景観の問題だけではなく、この安全性の確保が重大です。
いざ災害があれば、電柱が倒れ家屋や通行者に被害が出ることもありますし、電線が切れれば火災の恐れもあります。
道路を塞げば、それこそ緊急車両の通行が妨げられる。

いろいろな意味で安全を確保するために、世界各地では無電柱化が進められていますが、日本はだいぶ遅れています。

パリやロンドンはほぼ100%、シンガポールや香港も95%以上無電柱化が進んでいるのに、東京はわずか7%です。

当然お金もかかることで、行政だけでなく電線施設者である民間企業にも負担がかかることなので簡単ではありませんが、それでも毎年7万本の電柱が新設されている現状は見直していかなくてはなりません。

まずは緊急輸送路での新設が禁止されるというところから、大きな一歩になることを期待したいと思います。

それでは、また。



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源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
民進党静岡8区総支部長・元静岡県議会議員(2期)。

1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American Univ. 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て後静岡県議会議員を2期務めた後衆議院総選挙に立候補。次点で惜敗。比例復活まであと270票でした。引き続き国政目指して政治活動中。