無責任に発言し足を引っ張る俄か専門家の危うさ

2015.01.31

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松下政経塾の同志である菊池勲弘前市議の選挙応援のため、弘前に来ています。
弘前といえばリンゴと桜ですが、隠れ名物の焼肉弁当に触れ、その美味さに衝撃を受けている、静岡8区のげんまけんたろうです。

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イスラム国による日本人拘束事件につき連日ニュースでもそしてネット上でも様々なことが言われています。
無事に後藤健二さんが解放されることを祈るばかりです。

これまでこの件について発言を控えてきましたが、あまりに勝手な論評が出回り、解決の全責任を負っている政府の足を引っ張っている気がしてなりません。
マスコミや国民がにわか批評家になって好き勝手なことを言っていることが、我が国のこうした事案への弱さに直結していると言わざるを得ません。

政府は身代金を払うべきだった、テロに屈するべイスラム国とのパイプがないのではないか、自己責任だから何もすべきではない、などなど、挙げ句の果てにはSNSを中心にデマか何かわからないような類のことまで出回っています。
そしてあろうことか、国家の運営に責任を負うべき国会議員まで、好き勝手なことを言い政府の足を引っ張っている現状に、開いた口がふさがりません。

今我々国民がしなくてはいけないことは、好き勝手なことを言って全責任を持って対応している政府の足を引っ張ることではなく、黙って政府に任せること。

論評や今後のための対策については全て事後にすべきです。

人命ももちろんですが、我が国がテロ組織などに与しやすいと思われてしまうことがないようにすることは、国益上重要なことです。

知る権利や報道する権利などは、それらに比べれば優先すべきことではないはずです。


アルピニストの野口健さんのお父様のブログがとても共感するものだったのでご紹介しておきます。