政務調査費

2007.07.09

今日磐田市議会の一部会派が政務調査費を辞退するというニュースがありましたね。
近年、政治家が政務調査費で抱き枕を買ったり、観光旅行に出かけたりと、いろいろと問題が出てきて、そのあり方が問われだしています。
そもそも、政務調査費とは何なのかといえば、その名のとおり議会の会派や議員が政務を調査するための費用のこと。
この存在自体を否定するというのは、私はちょっと問題があるのではないかと思います。
政治家や会派が政策を立案したり、他地域の現状を調査したりするためにはやはりどうしても経費がかかります。
だから、今回の磐田市議会の会派の決定は、極端すぎるのではないかと思います。
政治家にとって政務調査というのは、もっとも重大な役割のひとつです。
それにかかる経費をもし、歳費(給料)から自腹で出すとなれば、節約しようと怠慢になる危険性が高まるだろうし、ましてやその分を歳費に上乗せするとなれば本末転倒です。
あるべき姿ではありませんが、それが人情というものだと思います。
要は、しっかりと政務調査のために使用して、それを明らかにしていけばいいのだと思います。
静岡県議会でも、領収書の添付義務化に向けて議論を進めています。
現状は、使途が細かく(そして部分的には無意味に)規定されていたり、自治体によって規定がまちまちでややこしかったりと抜本的な見直しが必要だと思っています。
というわけで、これから何回かに分けて飛び飛びになるかもしれませんが政務調査費についていろいろと書いていこうと思います。
 
 
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